社内ポータル(社内SNS)開発でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

社内ポータル(社内SNS)の開発会社は、全社員が使う業務基盤を長く定着させられるかで選ぶことが大切です。比べたい観点は、UI/UXデザイン力と認証基盤との連携実績です。

さらに、セキュリティ設計と運用定着の支援体制も欠かせません。6社の特徴と得意領域を、順に紹介します。

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・社内ポータル開発の完全ガイド

社内ポータル開発パートナー選びの重要性

社内ポータル開発会社を評価するUI/UX設計力、認証連携実績、セキュリティ設計力、運用定着支援体制を並べた図。
技術面と導入後の支援面をあわせて見渡せます。

社内ポータルは全社員が使うシステムなので、開発会社の選び方を誤ると、企業全体の業務効率と社員の満足度に直結します。

適切なパートナーを選ぶには、技術力だけでなく、UX設計力、社内調整の支援力、長期的な運用サポート体制も重視することが重要です。

開発会社選定の基本的な評価軸(UI/UX力・認証連携実績・セキュリティ)

開発会社を比べるうえで、主要な評価軸としてまず挙げられるのは「UI/UX設計力」です。

  • UI/UX設計力:利用者の業務を理解したうえで、直感的に使える画面を設計できるか

社内ポータルは全社員が日常的に使うシステムなので、使いやすい画面を設計できるかどうかが、導入後の定着率に直結します。

ユーザーリサーチ、プロトタイプ検証、ユーザビリティテストの実施経験がある会社が理想的です。

次に見たいのは「認証連携実績」で、これも重要な評価軸です。Active Directory(AD)、Azure AD(Entra ID)、SAMLによるSSOなどの認証基盤と連携できる会社なら、社内への展開もスムーズに進みます。

セキュリティ設計力も外せない評価項目です。ISMS認証の取得有無、セキュリティ診断の実施体制、個人情報保護への取り組みを見ておく必要があります。

さらに、「運用定着支援体制」も大切な項目です。リリース後の利活用促進、コンテンツ管理体制の構築支援、ユーザートレーニングまでカバーできる会社が望ましいです。

最後に挙げるのは「コミュニケーション力」です。多部門が関わる複雑な社内調整を支援できる、プロジェクトマネジメント能力も注目したい点です。

提案依頼書(RFP)作成のポイント

複数の開発会社から公平な提案を受けるには、提案依頼書(RFP)を作っておくことが欠かせません。

  • 依頼内容の統一:どの会社にも同じ形で伝えること

社内ポータル向けのRFPには、プロジェクトの背景と目的、対象ユーザーと規模、必要機能の一覧を書きます。

加えて、既存システムとの連携要件、セキュリティ・コンプライアンス要件も示します。スケジュールや予算の制約、評価基準も明記します。

RFPを整えておけば、「見積もりの安い会社を選んだら機能が足りなかった」といった失敗を防げます。

発注側がRFPとあわせて質問の機会(Q&A期間)を設けると、候補の会社は要件を正しく理解したうえで提案をつくれます。

ポイント

判断の材料は、UI/UX設計力と認証連携の実績、セキュリティと運用定着の支援です。提案は同じ条件を示したRFPをもとに受けて、各社を比べます。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

riplaは、コンサルティングから開発・運用まで一貫して支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた現場経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。

社内ポータルでは、業務フローの見直しからシステム設計・開発まで一連で支援します。導入後も現場での定着を支え、「作ったら終わり」にしない点が評価されています。

riplaの強みと特徴

riplaの強みは、IT事業会社として自社のDXを推進してきた経験にあります。

  • 自社DXの推進経験:社内の業務を見直してきた現場の知見を、提案に生かせること

社内ポータルの開発でも、「社員に本当に使われるシステム」にするため、ユーザーヒアリング、情報設計、UI/UXデザインのプロセスを重視しています。

多部門が関わるプロジェクトでは、要件定義の段階から利用部門を巻き込み、ファシリテーションで合意形成を円滑に進めます。

riplaは、認証基盤の構築でも実績が豊富です。

  • 認証基盤:Active Directory、SAMLによるSSO実装、既存グループウェアとの連携

さらに、開発後の運用定着も支えます。コンテンツ管理体制の構築支援、管理者向けトレーニング、利活用促進のコンサルティングを提供し、投資対効果の最大化を支援します。

riplaの得意領域

riplaが特に得意とする領域は、中規模〜大規模企業の社内ポータル・社内SNS開発です。

権限の分け方が複雑な案件や、人事システム・グループウェアとつなぐ案件でも開発実績があります。

また、SharePointカスタマイズによる既存Microsoft 365環境への統合に対応します。スクラッチ開発による完全カスタムのポータルも扱える柔軟性を持っています。

導入後の利活用促進まで一貫して支援できる点が、多くの企業から選ばれる理由となっています。

  • 権限設計:複数拠点・複数部門をまたぐ権限の分け方に対応
  • API連携:人事システム・グループウェアとの連携実績
  • UI/UXデザイン:コーポレートブランドに合わせた設計への対応

株式会社テックブリッジ|UI/UX設計に強みを持つポータル開発会社

株式会社テックブリッジは、社内ポータル・イントラネット開発を専門とする開発会社です。特にUI/UXデザインの領域で高い評価を受けています。

ユーザーリサーチを起点としたデザインプロセスを徹底しており、社員の実際の行動パターンと業務フローを深く理解したうえでUIを設計します。

テックブリッジの強みと特徴

テックブリッジの強みは、UI/UX設計の進め方にあります。

  • デザイン思考:利用者の声を起点に画面を組み立てること

利用部門の代表者を交えたワークショップで要件を集め、プロトタイプで利用者の反応を早い段階から確かめます。そのうえで、ユーザビリティテストにより定量的な改善を進めます。

テックブリッジは、IT操作に不慣れな社員も直感的に使えるアクセシビリティへの配慮と、多様なデバイスに対応したレスポンシブデザインに定評があります。

また、リリース後の利用データを分析し、UIを改善し続ける支援も提供しています。長期的な活用率の向上を支えます。

テックブリッジの得意領域

テックブリッジが特に得意とするのは、デジタルリテラシーが多様な社員層が利用する大規模企業向けの社内ポータル開発です。

テックブリッジは、製造業や小売業で、工場や店舗のスタッフなどデスクワーク以外の社員も使うポータルの設計・開発実績が豊富です。

同社は、React・Vue.jsを使ったSPAで画面を高速に組み立てられ、スマートフォンでの利用を前提にしたモバイルファーストの設計も特徴です。

ポイント

社員が使いやすさを重視する場合は、ユーザーリサーチの進め方と、工場や店舗のスタッフを含む利用者への配慮を確かめるとよいでしょう。

株式会社システムコア|認証連携・セキュリティに強い開発会社

株式会社システムコアは、エンタープライズ向けの社内ポータル・情報システム開発に豊富な実績を持つ会社です。

特にActive Directory・Azure AD(Entra ID)・SAMLによるシングルサインオン(SSO)の実装を得意としています。複雑な認証基盤の構築と、既存の企業内インフラとの統合にも高い技術力を持っています。

システムコアの強みと特徴

システムコアの強みは、エンタープライズIT環境に対応した社内ポータルの構築経験です。

  • 対応環境:オンプレミスサーバー、ハイブリッドクラウド

Active Directoryとの深い連携実装や、ゼロトラストセキュリティアーキテクチャの採用に対応します。セキュリティ診断の実施など、専門性の高さが評価されています。

ISMS(ISO27001)認証を取得しており、厳格なセキュリティ管理体制を持つ企業からの信頼が厚い会社です。

同社は、既存の人事システム・勤怠管理・会計システムとのAPI連携実績も豊富で、複数システムを連携させた統合的なイントラネット環境の構築を得意としています。

システムコアの得意領域

システムコアが特に得意とするのは、金融・医療・官公庁など高いセキュリティ基準が求められる業種向けの社内ポータル開発です。

厳格なアクセス権限管理や監査ログの取得に対応します。さらに、データ暗号化や多要素認証(MFA)の実装も手がけ、セキュリティ要件が複雑なプロジェクトを得意としています。

同社は、オンプレミス環境からクラウド環境へのマイグレーションを伴う社内ポータル刷新プロジェクトの経験も豊富です。

ポイント

認証連携やセキュリティを重視する場合は、Active Directoryなどとの連携実績と、ISMS認証やセキュリティ診断の体制を見比べるとよいでしょう。

株式会社デジタルフォース|SharePoint活用・Microsoft 365連携のスペシャリスト

株式会社デジタルフォースは、Microsoft SharePointおよびMicrosoft 365を活用した社内ポータル構築の専門会社です。Microsoft認定パートナーとして、SharePointの高度なカスタマイズやPower Appsとの連携に対応します。さらに、Teams統合など、Microsoft 365を生かしたイントラネット環境の構築を得意としています。

デジタルフォースの強みと特徴

デジタルフォースの強みは、SharePointを活用したコスト効率の高い社内ポータル構築です。

  • 他サービスとの接続:Power Automate(フロー自動化)との連携、Teamsタブへの統合

SharePoint Online上でモダンUIを設計し、カスタムWebパーツも開発できます。

スクラッチ開発に比べて初期費用と開発期間を大幅に削減できるため、コスト効率を重視する中堅企業から高い評価を受けています。

同社は、SharePoint移行(オンプレミスSharePointからSharePoint Onlineへの移行)のプロジェクト実績も豊富です。

デジタルフォースの得意領域

デジタルフォースが特に得意とするのは、すでにMicrosoft 365を導入している企業向けのSharePointカスタマイズによる社内ポータル構築です。

同社は、既存のExchange・Outlookとのメール・カレンダー連携や、OneDriveを活用したドキュメント管理の統合にも対応します。

Teamsを活用した社内SNS機能など、Microsoft製品の強みを引き出した設計を得意としています。

株式会社アイテックス|中規模企業向け社内ポータル開発の実績

株式会社アイテックスは、中規模企業(社員数100〜500名規模)向けの社内ポータル・イントラネット開発を専門とする会社です。大企業向けシステムより費用を抑えながら、必要な機能を確実に実装する開発の進め方で、多くの企業から支持を集めています。

アイテックスの強みと特徴

アイテックスの強みは、提案力にあります。

  • ニーズ把握:中規模企業のニーズと予算感への理解

同社は、社内ポータルの「パッケージ活用+部分カスタマイズ」により、スクラッチ開発の半分程度のコストで必要な機能を実現するソリューションを提供しています。

要件定義から本番稼働まで同じ担当者が関与するため、コミュニケーションコストを抑えられます。お客様の業務を深く理解した開発ができる点も評価されています。

リリース後の操作説明会・マニュアル作成・利用定着支援まで丁寧にサポートする体制が、利用率向上に貢献しています。

アイテックスの得意領域

アイテックスが特に得意とするのは、社員数100〜500名程度の中堅・中小企業向けの社内ポータル開発です。

お知らせ管理、ドキュメント管理、申請ワークフローなど、標準的な社内ポータル機能を適切なコストで実装する実績が豊富です。このほか、社員名鑑や社内SNSの実装実績もあります。

予算が限られる企業には、段階的なリリース計画(フェーズ1で基本機能、フェーズ2で拡張機能)を提案し、無理のない投資計画を立てるサポートをしています。

株式会社ネクストビジョン|社内SNS機能特化型の開発会社

株式会社ネクストビジョンは、社内SNS・コミュニケーション活性化機能に特化した社内ポータル開発を強みとする会社です。テレワーク環境での孤立感の解消、社員エンゲージメントの向上、部門を超えた知識共有の促進を目的としたシステム開発の実績が豊富です。

ネクストビジョンの強みと特徴

ネクストビジョンの強みは、社員エンゲージメントと社内コミュニケーションの活性化を目的とした社内SNS機能の設計・開発ノウハウです。

タイムラインといったSNS機能を実装できます。いいね、コメント、フォローにも対応しています。さらに、サンクスカード、社員プロフィールの充実化、コミュニティ機能など、社員間の横のつながりを強化する独自機能の開発実績があります。

また、社内SNSの活性化施策として、投稿促進キャンペーン設計や管理者向け運用ガイドの提供にも取り組んでいます。ツールの提供にとどまらない利活用支援が特徴です。

ネクストビジョンの得意領域

ネクストビジョンが特に得意とするのは、社員エンゲージメントの向上やテレワーク環境でのコミュニケーション促進を目的とした社内SNS開発です。

特に「情報共有・コミュニケーション機能の充実」を重視する企業に合います。社員が参加できるコミュニティ基盤を作りたい企業にも適しています。

大企業・スタートアップを問わず、多様な業種での社内SNS開発実績があります。

開発会社を選ぶ際のポイント

社内ポータル開発会社の選定観点として、実績と設計力、連携と安全性、運用支援を示す図。
提案と支援体制を同じ並びで確認できます。

社内ポータルの開発会社は、提案内容と体制の両面を総合的に評価することが大切です。

  • 実績と設計力:実績数と事例の具体性、UI/UXデザイン力(使われるポータルを作れるか)
  • 連携と安全性:既存グループウェア・人事システムとの連携実績、セキュリティ対策の水準と体制
  • 運用支援:利活用支援サポート(操作説明会・マニュアル提供)と保守・運用体制

開発会社を選ぶ際は、単純な価格の比較よりも、自社の目的(情報共有の効率化か、社員エンゲージメント向上か)に合った専門性を持つ会社を選ぶことが成功の鍵になります。

ポイント

選ぶ際は、単純な価格比較より、利活用支援や保守体制も含めて、自社の目的に合った専門性を持つ会社かどうかを優先して判断するとよいでしょう。

まとめ

社内ポータル開発の候補として、株式会社ripla、株式会社テックブリッジ、株式会社システムコアを紹介しました。

このほか、株式会社デジタルフォース、株式会社アイテックス、株式会社ネクストビジョンの特徴と強みも紹介しました。さらに、開発会社を選ぶときの観点やRFPの作り方も解説しました。

社内ポータルは社員が毎日使う業務インフラです。技術的な実装力だけでなく、UI/UXデザイン・利活用支援・保守体制まで総合的に見て、最適なパートナーを選ぶことが大切です。

この記事を参考に、複数の開発会社へ相談しながら、自社に合う会社を見つけてください。

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・社内ポータル開発の完全ガイド

会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。