リース資産管理システム開発でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

リース資産管理システムの開発・導入では、契約情報の一元管理、リース該当性の判定、使用権資産とリース負債の計算、仕訳・注記データの出力までを業務としてつなげられる会社を選ぶことが重要です。2027年4月1日以後開始する事業年度から新リース会計基準が原則適用されるため、2026年時点では製品の機能だけでなく、契約の棚卸しや既存会計システムとの連携まで見据えた比較が必要です。

本記事では、株式会社riplaを最初に、リース資産管理システムの開発・製品提供・導入支援を相談できる実在企業を5社紹介し、計6社を比較します。開発会社と完成品SaaSベンダーは役割が異なるため、順位は付けず、対応する会計基準、契約変更への対応、ERP連携、導入支援、公開価格の有無、向いている企業像を整理します。Excel管理から移行したい企業や、日本基準とIFRS第16号を並行して扱いたい企業にも、選定時の確認ポイントが分かる構成です。

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リース資産管理システムのパートナー選びはなぜ重要ですか?

リース資産管理システムのパートナー選びを表すイメージ

リース資産管理システムは、契約を登録して終わるシステムではありません。契約書を集める部門、リース該当性を判断する経理・財務部門、利用実態を把握する現場、仕訳を受け取る会計システムが関係するため、業務設計とデータ連携の両方が必要です。特に新基準では、これまで費用処理していた賃貸借契約やサービス契約の中からリースを識別し、判断根拠を説明できる状態にする必要があります。

開発会社・製品ベンダー・リース会社系サービスは役割が違います

開発会社は、現行業務を聞き取り、独自の契約項目や承認フロー、既存ERPとの接続を含めてシステムを設計します。製品ベンダーは、リース判定、使用権資産・負債の計算、台帳、仕訳、注記などの標準機能を継続的に提供します。リース会社系のサービスは、リース契約や会計実務の知見を活かし、契約情報の収集や制度改正への対応を支援する傾向があります。どの会社も「開発会社」と一括りにせず、自社が必要とする役割を担えるか確認します。

たとえば、契約件数が少なく会計システムへのCSV連携で足りる企業は、標準SaaSを短期間で導入する方法が候補になります。一方、子会社や海外拠点が多く、日本基準とIFRS第16号の数値を分けて管理する企業は、複数帳簿、連結修正仕訳、通貨、権限、監査証跡を含めて要件定義できる会社が向いています。業務の複雑さに対して過剰なスクラッチ開発を選ばないことも、重要な判断です。

発注前に契約件数と連携範囲をそろえます

問い合わせ前には、契約件数、契約書の保存形式、利用会社数、拠点数、利用者数、月次の変更件数を整理します。すべての契約を最初から完璧に登録する必要はありませんが、賃貸借契約、複合契約、フリーレント、更新オプション、契約期間の変更、中途解約、少額・短期に該当する契約をサンプルとして用意すると、デモで計算結果を確認できます。

RFPには、会計基準、日本基準とIFRSの併用有無、契約・物件・支払予定の管理項目、割引率の登録方法、仕訳出力の形式、CSVまたはAPI連携、承認ワークフロー、ログ保存期間、データ返却方法を記載します。価格だけで比較すると、契約書のデータ化、マスタ整備、既存Excelのクレンジング、会計連携、教育、並行稼働が別料金になりやすいため、作業範囲を明細化してもらいます。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

株式会社riplaのシステム開発支援を表すイメージ

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。

特徴と強み

リース資産管理では、契約を登録する画面だけでなく、総務・購買が契約情報を集め、経理・財務が判定と会計方針を確認し、情報システム部門が会計・ERPとの連携を運用する流れを設計することが大切です。riplaは、現場ヒアリング、業務整理、要件定義、開発、導入後の定着までを一つの相談先にまとめやすい点が特徴です。標準SaaSを使う部分と個別開発する部分を切り分け、段階的な導入も検討できます。

たとえば、契約台帳と会計計算を先に整え、初期段階はCSVで仕訳を受け渡し、運用が定着した後にAPI連携や申請ワークフローを追加する進め方があります。反対に、独自の契約審査、利用部門別の配賦、複数会社の承認、既存の販売・購買管理との連動が重要なら、業務要件を先に整理してからシステム構成を設計します。

得意領域・向いている案件

業務部門とシステム部門の間にある要望を整理したい企業、既存の会計システムを活かしてリース管理を段階的に改善したい企業、契約・資産・支払・会計を一つの業務フローへつなぎたい企業は、riplaを比較候補に入れやすいです。自社固有の承認や配賦ルールを残しつつ、現場が継続利用できる形に整えたい場合にも相談しやすい会社です。

相談時には、契約件数、利用会社・拠点数、会計基準、既存の会計・ERP製品、現在のExcel台帳、月次の契約変更件数、必要な帳票を共有します。要件定義、画面・データ設計、連携、初期登録、テスト、教育、保守を分けた見積を依頼すると、製品ベンダーとの比較もしやすくなります。

株式会社プロシップ|固定資産管理とIFRSの知見を活かして対応

株式会社プロシップのリース資産管理を表すイメージ

株式会社プロシップは、固定資産管理やリース資産管理の業務に特化した製品を提供する会社です。公式サイトでは「ProPlusリース資産管理システム」を、新リース会計基準に対応する製品として案内しています。固定資産、リース、賃貸借契約を分けて考えるのではなく、資産管理と会計処理を一体で見直したい企業が比較しやすい候補です。

特徴と強み

プロシップは、IFRS第16号への対応で培った知見を新リース会計基準への対応に活かしている点が特徴です。公式情報では、IFRS第16号対応のプロジェクト実績を約100社と案内しており、海外子会社や連結決算を含む企業が実績の方向性を確認する材料になります(出典:株式会社プロシップ「システム対応を検討しよう|新リース会計基準」、2026年8月確認)。ただし、掲載実績が自社と同じ業務範囲を意味するわけではないため、会社数や契約種類を具体的に確認します。

日本基準とIFRS基準の仕訳を分けて連携したい場合、基準ごとの台帳、償却、負債、連結修正の扱いをデモで確認します。価格は契約件数、会社数、利用するモジュール、データ移行、会計・ERP連携で変わる個別見積もりと考え、標準機能と追加開発を明細に分けてもらうことが大切です。

得意領域・向いている案件

大企業やグループ企業、固定資産の種類が多い企業、IFRS第16号と日本基準の両方を扱う企業、監査・連結用の説明資料を整えたい企業に向いています。固定資産管理や賃貸借契約管理も含めて業務を統合したい場合は、リースだけを切り出す場合との違いを比較します。

デモでは、初回認識だけでなく、賃料改定、期間延長、中途解約、減損、再リース、少額・短期の簡便処理を入力し、仕訳と残高が想定どおりに変わるかを確認します。海外拠点がある場合は、現地語の入力、通貨、締め日、連結システムへの受け渡し、データの修正権限も質問します。

株式会社クレオ|ZeeMで固定資産とリース資産をまとめて管理

株式会社クレオのZeeMリース資産管理を表すイメージ

株式会社クレオは、会計・人事給与システム「ZeeM」シリーズを提供しており、固定資産管理とリース資産管理の機能を案内しています。ZeeM固定資産管理は、固定資産管理機能と組み合わせる利用方法だけでなく、リース資産管理を単体で利用する選択肢も示されています。固定資産とリースを別々のExcelで管理している企業が、経理業務全体を整理する際に比較しやすい会社です。

特徴と強み

ZeeMは、固定資産、リース資産、会計、管理会計など、経理周辺のデータを一つの業務基盤で扱いやすい点が特徴です。公式サイトでは、2027年適用の新リース会計基準について、既存利用者への法改正対応アップデートや、新規利用者向けのクラウドサービス提供方針を案内しています(出典:株式会社クレオ「ZeeM固定資産・リース資産管理」、2026年8月確認)。将来の法改正で自社がどの作業を行うのか、アップデートの範囲とサポート条件を確認します。

固定資産の複数台帳、ファイル添付、減価償却シミュレーション、データ連携などを利用できるため、リース以外の資産も含めて管理したい企業に向いています。既存のZeeM会計を利用している場合は、仕訳・支払データの連携やマスタの扱いを確認し、他社の会計システムを使っている場合はCSVの項目と変換作業を見積もりに含めます。

得意領域・向いている案件

固定資産管理とリース管理を別々にせず、財務会計や管理会計まで含めて統合したい中堅・大企業に適しています。複数拠点・グループ会社の資産情報を集め、経理担当者の属人的な計算を減らしたい場合も候補になります。ZeeMを導入済みなら追加機能としての導入、新規なら単体または会計との組み合わせを比較します。

問い合わせ時は、既存ZeeMの有無、固定資産台帳の件数、リース契約の件数、会社・拠点数、減損・資産除去債務の有無、税務台帳との関係を伝えます。新基準対応については、標準アップデートで対応する部分と、契約情報の収集やデータ移行で自社が準備する部分を分けて確認することが大切です。

三井住友ファイナンス&リース株式会社|契約情報と会計情報をクラウドで一元管理

三井住友ファイナンス&リースのリース資産管理を表すイメージ

三井住友ファイナンス&リース株式会社は、クラウド型のリース資産管理システム「スーパーネットリース」を提供しています。自社との契約だけでなく、利用企業が取引する複数の貸手とのリース契約情報をまとめ、日本のリース会計基準やIFRS第16号に基づく会計処理を効率化するサービスです。リース契約の把握と制度改正対応を、リース実務に詳しい会社へ相談したい企業に向いています。

特徴と強み

スーパーネットリースは、契約・物件情報を一元管理し、会計資料の作成を自動化する方向のサービスです。公式サイトでは、月額料金制、制度改正時の対応、グループ会社での一括導入を特徴として案内しています。導入事例として丸大食品株式会社やゴディバ ジャパン株式会社などが掲載されており、全国拠点の契約や償却額をまとめて管理するケースを検討する材料になります(出典:三井住友ファイナンス&リース「スーパーネットリース」、2026年8月確認)。

料金はリース資産数、利用人数、利用会社数などに応じた個別見積もりです。公開価格だけで導入可否を判断するのではなく、初期データの移行、操作説明、会計システムとのCSV連携、グループ会社の権限設定、サポートを含む総額を確認します。他社製の基幹システムとはCSVで連携できると案内されているため、仕訳の勘定科目や部門コードを自社形式へ変換する作業の担当者も決めておきます。

得意領域・向いている案件

リース契約を複数の貸手・拠点・会社にまたがって利用している企業、契約情報の収集や決算資料作成に時間がかかっている企業、グループ全体で同じ管理水準を作りたい企業に向いています。リース会社との取引が多く、契約内容と会計データの確認を同じ窓口で進めたい場合にも比較しやすいです。

一方で、リース以外の固定資産、独自の購買申請、複雑な社内配賦、特殊なERP連携まで一つの画面に作り込みたい企業は、標準サービスの範囲と追加開発の可否を確認します。デモでは、契約登録から会計帳票、CSV抽出、権限変更、契約終了後のデータ出力までを通して確認すると、運用イメージが明確になります。

株式会社マネーフォワード|リース判定から仕訳・API連携まで効率化

マネーフォワード クラウドリース会計を表すイメージ

株式会社マネーフォワードは、「マネーフォワード クラウドリース会計」を提供しています。リース判定、使用権資産・リース負債の算定、支払利息・償却費の計算、影響額試算、仕訳作成、承認、会計システムとのAPI連携を一連の流れで効率化するサービスです。契約情報とリース判定の根拠をクラウド上でまとめ、初年度対応の調査工数を減らしたい企業が比較しやすい候補です。

特徴と強み

調査票のインポート、判定根拠の管理、承認ワークフロー、契約変更後の再見積、注記情報の出力など、新基準の初年度だけでなく継続運用を意識した機能が案内されています。AIや自動判定を使う場合も、結果を無条件に採用するのではなく、原契約、判断者、修正理由、承認日時を残せるか確認します。監査対応では、計算結果だけでなく、なぜその判定になったかを説明できることが重要です。

マネーフォワード クラウド会計などを利用している企業は、仕訳やマスタの連携を設計しやすい可能性がありますが、API連携には連携機能の実装が必要と案内されています(出典:株式会社マネーフォワード「マネーフォワード クラウド会計API」、2026年8月確認)。利用中の会計製品が別の場合は、API、CSV、手動取込のどれを採用するか、エラー時の再送や重複防止を含めて見積もります。

得意領域・向いている案件

新リース会計基準への対応を、契約調査、判定、計算、仕訳、承認まで一つのクラウドで進めたい企業に向いています。Excelの調査票が複数部門に散らばっている企業や、契約ごとの判定根拠を後から追える状態にしたい企業にも適しています。既存会計がマネーフォワード以外でも、連携方法を確認したうえで候補にできます。

料金はリース会計単体の利用範囲、会社数、利用者、会計サービスとの組み合わせ、導入支援の有無で変わるため、公式の問い合わせで確認します。初期費用だけでなく、調査票の作成支援、契約書のデータ化、会計方針の相談、追加機能の実装、法改正後のサポートを分けて提示してもらうと、他社の月額制サービスとも比較しやすくなります。

株式会社トランザック|AI-OCRと会計士支援を組み合わせたTransリース会計

トランザックのTransリース会計を表すイメージ

株式会社トランザックは、公認会計士の知見を取り入れた「Transリース会計」を提供しています。契約書のPDFをAI-OCRで読み取り、契約情報や会計判断に関係する条件を抽出し、使用権資産・リース負債の計算、仕訳、台帳、注記資料の出力までを支援するサービスです。契約書の入力負担を抑えながら、会計処理の判断を専門家に相談したい企業に向いています。

特徴と強み

Transリース会計は、PDF契約書のアップロード、AIによる情報抽出、会計判断ポイントの提示、人による確認、契約変更・解除・減損などのイベント処理をまとめて扱う考え方が特徴です。AI-OCRは入力を速くする手段ですが、読み取り誤りや契約解釈の誤りを完全に防ぐものではありません。抽出結果を人が確認し、判断結果をメモや承認履歴として残せる運用にすることが、導入時の重要な確認事項です。

公式サイトでは、初期費用ゼロ、月額25,000円から、会社数・アカウント数に制限のない料金設計を公開しています(出典:株式会社トランザック「Transリース会計」、2026年8月確認)。これは公開されているライセンス料金の下限例であり、契約書のPDF化、初期設定、データ移行、会計方針の相談、追加支援が含まれるかは別途確認が必要です。公開価格と個別支援費用を分けて比較します。

得意領域・向いている案件

契約書がPDFで蓄積されている企業、契約登録の入力工数を抑えたい企業、フリーレントや変則支払、契約変更が多い企業が比較しやすいサービスです。IFRS第16号にも対応可能と案内されているため、海外基準を扱う企業は、日本基準との計算差、開示、仕訳の出力をサンプル契約で確認します。

AIによる自動化を重視する場合は、テキストベースPDF以外の画像PDFや手書き書類をどこまで扱えるか、読み取り後の確認画面、再処理、元ファイルの保存、ログのエクスポートを確認します。会計士による導入支援を利用する場合は、ツール操作だけでなく、会計方針の決定や監査法人への説明資料作成まで支援範囲に含まれるかを質問します。

リース資産管理システムのパートナー選びで確認したいポイント

リース資産管理システムの比較ポイントを表すイメージ

6社を比較するときは、機能数や月額の安さだけでなく、契約情報を集めて正しく更新し続けられるかを見ます。導入前の要件定義、データ移行、月次決算、契約変更、監査対応、法改正アップデートまでを一つの運用として評価すると、導入後にExcelへ戻るリスクを減らせます。

契約件数・会社数・会計基準を最初に確認します

最初に、契約件数だけでなく、利用会社数、拠点数、利用部門数、ユーザー数、貸手数、月次の契約変更件数を整理します。たとえば契約件数が少なくても、全国の拠点が個別に契約を管理していれば、権限やデータ収集の要件が複雑になります。海外子会社がある場合は、IFRS第16号、現地通貨、現地語、連結修正仕訳の要否も同時に確認します。

新リース会計基準は、企業会計基準第34号として2024年9月に公表され、2027年4月1日以後開始する事業年度から適用されます。3月決算企業なら、原則として2027年4月期が適用初年度になるため、契約の洗い出し、影響額試算、方針決定、システム選定、データ整備を順に進める必要があります(出典:企業会計基準委員会「企業会計基準第34号」、2024年)。自社の適用時期と早期適用の要否を監査法人と確認したうえで、導入スケジュールを組みます。

会計連携とデータ移行を実データで検証します

リース資産管理システムから出力した仕訳を、会計・ERPへどの形式で渡すかを決めます。CSV連携なら項目変換、勘定科目、税区分、部門、補助科目、伝票番号、重複取込の防止を確認します。API連携なら、認証、送信タイミング、エラー時の再送、通信障害時の一時保存、連携結果の照合を要件に含めます。

データ移行では、Excel台帳の列名や日付形式をそろえるだけでなく、契約番号、物件、利用部門、開始日・終了日、支払予定、割引率、既存残高、契約書ファイルを紐づけます。代表的な契約を5パターン以上選び、旧台帳の残高・償却・支払と新システムの計算結果を突合し、差異の理由と承認者を記録します。移行件数の単価だけでなく、欠損・重複・契約書不明の調査時間も見積もります。

公開価格と導入・保守費用を分けて比較します

公開価格の一例として、トランザックはTransリース会計を初期費用ゼロ、月額25,000円からと案内しています。一方、スーパーネットリースは資産数・利用人数・利用会社数などに応じた見積もりで、プロシップ、クレオ、マネーフォワードも、利用範囲や支援内容によって費用が変わります。月額25,000円は市場全体の相場ではなく、標準ライセンスの公開例として扱い、導入支援やデータ整備を含む金額と混同しないことが大切です。

企画段階の目安として、契約数が少なくCSV連携だけの標準SaaS導入は初期0〜100万円、月額2.5万〜15万円程度、中堅企業のデータ移行・教育・ERP連携を含む導入は初期100万〜500万円、月額10万〜30万円程度を想定できます。複数会社・複雑な連携なら初期300万〜1,500万円程度、独自ワークフローや海外対応を含む大規模開発なら1,500万〜4,000万円以上になる場合があります。これらは公開価格と一般的な基幹システム開発の工数から作る企画用の推定であり、統一された市場統計ではないため、必ず個別見積もりで確認します。

リース資産管理システムについてよくある質問

リース資産管理システムのよくある質問を表すイメージ

最後に、導入前によく寄せられる質問を整理します。制度対応の期限だけでなく、Excelからの移行、スクラッチ開発の判断、AI利用時の確認方法を押さえると、候補会社への質問が具体的になります。

新リース会計基準への対応はいつから準備すればよいですか?

契約の棚卸しは、システム選定より前に始めることをおすすめします。新リース会計基準は2027年4月1日以後開始する事業年度から適用されるため、契約の洗い出し、リース該当性の判定、影響額試算、会計方針の決定、データ移行、並行稼働の期間を逆算します。適用初年度の直前に全契約を集めると、紙・PDF・拠点別Excelの確認だけで時間がかかるため、早い段階で対象範囲を把握します。

契約件数が少なくてもExcelから移行したほうがよいですか?

契約件数が少なければ、すぐに大規模なシステムを導入する必要はありません。ただし、契約書の場所、更新期限、支払条件、判定根拠、使用権資産・負債、仕訳、変更履歴をExcelだけで管理すると、担当者の異動や契約変更時に確認が難しくなります。まず契約台帳と判断根拠を標準化し、会計計算や仕訳連携を含む範囲を段階的に広げる方法が現実的です。

リース資産管理システムはスクラッチ開発とSaaSのどちらがよいですか?

契約管理、リース判定、会計計算、仕訳出力が標準機能で足りる企業は、SaaSやパッケージを使うほうが短期間で導入しやすく、法改正対応もベンダーに任せやすいです。独自の契約審査、複雑な配賦、複数ERPへのリアルタイム連携、社内ポータルとの一体化が競争力に直結する企業は、標準製品に個別開発を組み合わせる方法を検討します。全面スクラッチを選ぶ場合は、将来の基準改正を誰がどの費用で保守するかを契約に明記します。

まとめ

リース資産管理システムの導入をまとめるイメージ

リース資産管理システムの会社選びでは、製品名や月額料金だけでなく、契約情報の棚卸し、リース判定、使用権資産・リース負債の計算、契約変更、仕訳・注記、会計システム連携、監査証跡までを自社の業務として継続できるかを確認します。株式会社riplaは業務整理から開発・定着まで一気通貫で相談したい企業、株式会社プロシップは固定資産・IFRSを含む大規模管理、株式会社クレオはZeeMによる経理統合、三井住友ファイナンス&リースは契約実務に根ざしたクラウド管理、株式会社マネーフォワードは判定からAPI連携までのクラウド運用、株式会社トランザックはAI-OCRと会計士支援を重視する企業が比較しやすい候補です。

候補会社へ相談するときは、契約件数・会社数・拠点数、会計基準、既存システム、Excel台帳、代表的な契約変更パターン、必要な移行範囲を共有します。デモでは、初回登録だけでなく、少額・短期、フリーレント、更新、賃料改定、中途解約、仕訳連携、契約書と判断根拠の確認まで実データに近い条件で試します。2027年の適用開始に間に合わせるには、システム導入だけでなく、契約を集めて更新し、判断と承認を残す運用体制まで含めて選ぶことが大切です。

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会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。