MLOps基盤開発でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

MLOps基盤の開発会社を選ぶなら、モデルを作れるかだけでなく、データの検証、モデルの承認、デプロイ、監視、再学習までを本番運用として設計できることが重要です。MLOps基盤は、機械学習モデルを継続的に改善しながら業務で使い続けるための仕組みです。

本記事では、株式会社riplaを最初に、AWS、Google Cloud、Microsoft、Databricks、NTTデータの5社を加えた計6社を紹介します。クラウド製品を中心に自社で組み立てたい企業と、既存の基幹システムや業務要件を含めて支援を任せたい企業の両方が比較できるよう、各社の特徴、向いている企業、問い合わせ時の確認事項を整理します。

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MLOps基盤のパートナー選びが重要な理由

MLOps基盤のパートナー選びを検討するイメージ

MLOps基盤の成否は、AIモデルの精度だけでは決まりません。データが更新されたときに処理が止まらず、利用したデータやコードを追跡でき、問題が起きたモデルを安全に戻せることまで含めて、業務システムとして成立させる必要があります。

適切なパートナー選定が成否を分ける理由

PoCでは高い精度が出たのに、本番データでは精度や処理速度を維持できないという問題は、モデルそのものより周辺の仕組みに原因がある場合があります。Google Cloudの公式アーキテクチャでも、MLOpsはコードのCI/CDだけでなく、データ収集、データ検証、テスト、モデル分析、メタデータ管理、サービング、監視までを含む実践として説明されています(出典: Google Cloud「MLOps: Continuous delivery and automation pipelines in machine learning」、2024年確認)。

そのため、提案書に「AIモデルを開発します」と書かれているだけでは不十分です。学習データの版管理、モデルレジストリ、承認フロー、推論ログ、ドリフト検知、再学習の条件、障害時のロールバック、運用担当者への引き継ぎまで含まれているかを確認する必要があります。

発注前に確認すべきポイント

発注前には、対象モデル数、データ量と更新頻度、オンライン推論かバッチ推論か、目標レイテンシー、再学習の頻度、個人情報の有無、閉域網の要否、既存のDWHやCI/CDとの接続先を整理します。さらに、成果物として構成図、パイプライン定義、モデルレジストリ、監視ダッシュボード、運用手順書、費用試算、SLAを納品するかも確認します。

クラウド製品ベンダーは標準機能を短期間で利用しやすい一方、サービス間の設計や料金管理を自社で担う必要があります。SIerは業務システムとの接続や運用設計を任せやすい一方、利用クラウド、開発体制、内製化支援、契約終了時のデータ・モデルの持ち出し条件を事前に確認することが大切です。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

株式会社riplaのシステム開発支援を表すイメージ

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。

特徴と強み

MLOps基盤では、技術コンポーネントを導入するだけでなく、どの業務でどの判断を自動化し、誰が結果を確認し、どの条件でモデルを更新するかを決める必要があります。riplaは、業務要件の整理からシステム設計、開発、導入後の定着までを一つの流れで相談したい企業に向いています。

特に、AI・機械学習を既存の営業、顧客、販売、生産などの業務データへ組み込みたい場合は、現場の運用を踏まえてMLOpsの範囲を決めやすくなります。最初から大規模な共通基盤を作るのではなく、代表モデルで再現性や監視を検証し、利用部門が増えた段階で共通化する進め方も検討できます。

得意領域・実績

幅広い基幹システムの構築・導入経験を活かし、MLOps基盤と業務アプリケーションの接続、データの流れ、現場が利用する画面や通知まで含めて相談しやすい点が特徴です。データサイエンティストだけでなく、業務部門、情報システム部門、運用担当者の合意形成が必要な案件で、技術と業務の間をつなぐ支援を期待できます。

問い合わせ時には、対象モデルの種類、利用データ、現行クラウド、推論方式、監視したいKPIを伝え、構成案だけでなく、PoCから本番移行する条件と運用分担を提案してもらいます。自社にないMLOps人材を補いながら、将来的に内製へ移行したい企業は、設計書やパイプライン、運用手順の引き渡し範囲も確認すると安心です。

Amazon Web Services(AWS)|Amazon SageMaker AIでAWS上の機械学習を統合

AWSのMLOps基盤を検討するイメージ

Amazon Web Servicesは、AWS上で機械学習の開発・学習・推論・監視を組み立てるためのサービス群を提供しています。Amazon SageMaker AIでは、ワークフロー、モデルレジストリ、デプロイ、モデル監視などを組み合わせてMLOps環境を設計できます。AWSをすでに利用している企業や、データ処理と推論をAWSへ集約したい企業が比較しやすい選択肢です。

特徴と強み

SageMaker AIのModel Registryは、モデルのバージョン、学習指標、モデルカード、系譜、承認状態を管理し、本番デプロイやCI/CDにつなげられます(出典: AWS公式「Model Registration Deployment with Model Registry」、2026年確認)。実験からモデル承認、エンドポイントへの配備までをAWSの権限管理やログ基盤と合わせやすい点が強みです。

一方で、AWSのサービスを組み合わせるほど設計の自由度が高くなる反面、ネットワーク、IAM、データ転送、ログ、GPUの停止設定などを個別に設計する必要があります。SageMaker Model Monitorについては、AWS公式ドキュメントで2026年7月30日から新規顧客の利用受付を終了し、既存顧客は継続利用できると案内されています。新規案件では代替となる監視構成を含めて、最新仕様を確認することが重要です。

得意領域・実績

AWS公式料金例では、開発環境でml.g4dn.xlargeを月120時間使う例が88.368ドル、約1.3万円、MLflow Tracking ServerをSmallとMediumで各月160時間使う例が合計262.60ドル、約3.9万円と示されています。GPUを常時起動する構成では、ml.g5.24xlargeを4台で30日稼働させる例が29,374.40ドル、約440.6万円になるため、開発環境の自動停止や推論方式の選択が費用を左右します(出典: AWS「SageMaker Pricing」、2026年確認、1ドル150円換算)。

問い合わせ時には、既存のAWSアカウント構成、対象リージョン、GPU利用時間、リアルタイム推論の同時実行数、監視とアラートの方式を具体的に伝えます。AWSの標準機能を使う部分と、OSSや別の監視基盤で補う部分を分け、月額上限と障害時の復旧手順まで設計できる会社を選ぶことがポイントです。

Google Cloud|Vertex AIでデータ分析からモデル運用まで接続

Google CloudのVertex AIを検討するイメージ

Google Cloudは、BigQueryを中心とするデータ分析環境とVertex AIを接続し、モデルの学習、評価、登録、推論、監視を設計しやすいプラットフォームです。データ分析と機械学習を同じクラウドで進めたい企業や、予測モデルと生成AIの両方を扱いたい企業にとって候補になります。

特徴と強み

Vertex AI Model Registryは、カスタムモデル、AutoMLモデル、BigQuery MLモデルなどを一元管理し、モデルのバージョン、評価、説明可能性、デプロイ状態を追跡するための機能です。Google Cloudの説明では、評価済みのモデルをVertex AI Endpointやバッチ予測へ展開し、モデルのライフサイクルを整理できる点が示されています(出典: Google Cloud「Vertex AI Model Registry」、2022年公開情報を2026年確認)。

さらに、Google CloudのModel Monitoringは、Vertex AIの外部で動くモデルも対象にできる構成が紹介されており、オンライン推論とバッチ推論を一つの監視設計で考えやすい点が特徴です。BigQueryのデータ品質、特徴量の変化、予測結果、モデル評価をどの順序で確認するかを決めると、単なるモデル登録で終わらないMLOps基盤になります。

得意領域・実績

BigQueryに蓄積された販売、顧客、ログ、センサーデータを使い、分析から予測サービスまでを連続させたい案件に向いています。データエンジニア、データサイエンティスト、アプリケーション開発者が同じデータ基盤を参照するため、学習時と推論時のデータ差分を管理しやすくなります。

一方で、Google Cloudに統一することが必ずしも最適とは限りません。既存のAWSやAzureとのデータ転送、リージョン、権限分離、生成AIの評価方法を見積もりに含め、モデルやデータを将来ほかの環境へ移行できるかも確認します。提案時には、BigQuery、Vertex AI、Cloud Storage、CI/CD、監視の役割分担を構成図で説明してもらいます。

Microsoft|Azure Machine Learningで企業基盤と統合

Azure Machine LearningのMLOps基盤を検討するイメージ

MicrosoftはAzure Machine Learningを通じて、機械学習モデルの登録、環境管理、パイプライン、エンドポイント、監視を提供しています。Microsoft 365、Azure、Entra ID、Azure DevOps、Power BIなどを利用している企業は、既存の認証・権限・運用ルールとMLOps基盤を結び付けやすい選択肢です。

特徴と強み

Azure Machine Learningのレジストリは、開発、テスト、本番のワークスペースをまたいでモデル、環境、コンポーネント、データ資産を共有する設計に利用できます。Microsoft Learnでは、学習に使ったメトリクス、コード、環境、データ、デプロイ先を追跡できることが説明されています(出典: Microsoft Learn「Machine learning registries for MLOps」、2026年7月更新)。監査や環境分離が必要な企業に適しています。

モデル監視では、入力データの分布変化、トレーニング時と本番時のデータ差、予測品質、レイテンシーなどを確認し、しきい値を超えた場合にアラートを出す設計が可能です。精度の正解ラベルがすぐ得られない業務では、まずデータドリフト、欠損率、推論失敗率、処理時間などを監視し、後から業務KPIと結び付ける段階設計が現実的です。

得意領域・実績

社内のID管理、ネットワーク、セキュリティ監査、開発パイプラインがMicrosoft製品を中心に構成されている企業に向いています。金融、医療、公共などで、開発環境と本番環境を分離し、モデルの昇格を承認制にしたい場合にも、Azureのサブスクリプションやワークスペース分割を活用しやすくなります。

見積もりでは、Azure Machine Learningだけでなく、ストレージ、コンピュート、ネットワーク、監視、Event Grid、DevOpsやGitHubとの連携費用を分けて確認します。Microsoft系の既存契約を活かせる場合でも、GPUの常時稼働やログ保持期間によって費用は変わるため、開発・検証・本番の3環境で月額試算を出してもらうことが大切です。

Databricks|MLflowとUnity Catalogでデータ・モデルを統合管理

Databricksでデータとモデルを管理するイメージ

Databricksは、データレイクハウスを中心に、データエンジニアリング、分析、機械学習、モデル提供を一つの環境でつなぎやすいプラットフォームです。MLflowによる実験管理やモデル評価、Unity Catalogによるモデルの権限・系譜管理、Model Servingを組み合わせ、データとモデルのガバナンスを重視する企業に向いています。

特徴と強み

Databricksの公式ドキュメントでは、MLflowがパラメータ、評価指標、アーティファクトを記録し、Unity Catalogと統合したModel Registryでモデルのアクセス制御や系譜を管理できると説明されています。Model Servingはリアルタイムとバッチ推論に対応し、登録モデルをREST APIとして利用できます(出典: Databricks公式「MLflow on Databricks」「Model Serving」、2026年確認)。

実験、データ加工、モデル登録、承認、提供を別々の製品でつなぐのではなく、データ資産とAI資産の関係を追跡したい企業に適しています。特に、複数の分析チームが同じ特徴量やモデルを再利用する場合は、誰がどのデータを使い、どのモデルを本番へ出したかを確認しやすくなります。

得意領域・実績

すでにDatabricksを分析基盤として利用している企業や、データウェアハウスと機械学習を別チームに分断したくない企業が候補にしやすいです。Model Servingは需要変動に応じたスケールを考えやすい一方、クラウド側のコンピュート費とDatabricksの利用料が発生するため、ワークロード単位で費用を分けて試算します。

導入時には、Unity Catalogの権限モデル、既存データカタログとの関係、MLflowの利用範囲、モデルを外部エンドポイントへ移す方法、解約時のデータ・モデルのエクスポート方法を確認します。全データを移行してから考えるのではなく、代表的なモデルで学習から本番推論までを通し、レイテンシー、再現性、監査ログ、月額費用を実測することが重要です。

株式会社NTTデータ|業務システムとAI運用をつなぐSIer

NTTデータのMLOps導入支援を検討するイメージ

株式会社NTTデータは、AIサービスの実装から商用運用までを対象にしたMLOps導入サービスを公表している国内SIerです。自社でクラウド製品を選び、各サービスを組み合わせるよりも、既存の基幹システム、データ連携、業務運用、複数ベンダーの調整を含めて相談したい企業が比較しやすい候補です。

特徴と強み

NTTデータは2020年の発表で、MLOps導入サービスを通じてAI開発プロセスを効率化し、商用化後も予測モデルを自動評価・更新する仕組みを提供すると説明しています。発表されたサービスでは、OSSとパブリッククラウドを組み合わせたツールチェーンを使い、プロセス1〜6の作業を約250%以上向上させる効果が示されています(出典: NTTデータ「商用AIサービス創出を短期間で実現し、継続的に改善を行うMLOps導入サービスを提供開始」、2020年)。これは同社発表の効果であり、他社案件へそのまま適用できる数値ではありません。

大規模な業務システムにAIを組み込む場合、モデルの性能だけでなく、データ連携、アクセス権、監査ログ、障害対応、運用組織との調整が課題になります。業務プロセスの整理から本番稼働後の改善までを一つの契約や体制で進めたい場合に、SIerとしての総合力を活かしやすい会社です。

得意領域・実績

基幹業務との連携、複数部門をまたぐデータ活用、国内での運用体制、既存ベンダーとの協業が必要な企業に向いています。2020年の発表では、よくある3か月のPoCで5回以上のチューニングを可能にすることを狙い、3年間で案件への導入件数100件を目指す計画も示されていました。現在の提供範囲や実績は提案時点で確認します。

発注時には、NTTデータが担当する範囲と、AWS、Google Cloud、Azure、Databricksなど各製品ベンダーの担当範囲を分けて記載してもらいます。モデルの所有権、ソースコード、パイプライン定義、データの移行、運用手順書、内製化研修、保守終了時の引き継ぎ条件まで契約書や提案書に落とし込むことが大切です。

MLOps基盤のパートナーを選ぶポイント

MLOps基盤の開発会社を比較するイメージ

6社は同じ種類の会社ではありません。AWS、Google Cloud、Microsoft、Databricksは基盤となる製品・プラットフォームを提供し、riplaやNTTデータは業務要件の整理、システム連携、導入支援、運用設計を含めて相談する候補です。自社の不足を見極めてから、製品と支援会社を組み合わせると比較しやすくなります。

既存クラウドとデータ基盤を起点にする

すでにAWSを利用しているならSageMaker AI、BigQuery中心ならVertex AI、Microsoftの認証・業務基盤を利用しているならAzure Machine Learning、データレイクハウスを中心に分析と機械学習を統合したいならDatabricksを第一候補にできます。ただし、既存環境に合わせるだけでなく、データ転送費、リージョン、GPUの利用可能性、将来の移行性を比較することが必要です。

クラウドが決まっていない場合は、同じモデルとデータを使って、学習時間、推論レイテンシー、監視項目、月額費用、障害時の復旧時間を比較します。画面の使いやすさだけで選ばず、モデルとデータのエクスポート方法、APIの標準性、ログの保持期間、権限管理の単位まで確認します。

運用と監視の範囲を数値で確認する

「監視対応あり」という表現だけでは、何を見て、誰が、どの頻度で、どの条件で対応するのか分かりません。入力データの欠損率や分布、予測分布、正解ラベルが得られた後の精度、推論エラー、レイテンシー、CPU・GPU使用率、費用を監視項目として並べ、しきい値と通知先を決めます。

モデルの劣化を検知した後に、通知だけで終わるのか、自動再学習するのか、承認者が確認して更新するのかで、必要な設計と責任分界が変わります。最低限、現行モデルへのロールバック、学習データの保存期間、障害時の手動推論、再学習のテスト環境を提案書に記載してもらいます。

成果物・費用・内製化条件を比較する

MLOps基盤の開発費は、対象モデル数、データ量、リアルタイム性、セキュリティ、既存システムとの連携で大きく変わります。小規模PoCや最小基盤なら500万〜1,500万円で2〜4か月、部門利用の本番基盤なら1,500万〜3,000万円で4〜8か月、全社・複数モデル基盤なら3,000万円〜1億円以上で9〜18か月というレンジが目安になります。これはMLOps単体の公的な標準価格ではなく、クラウド、データ基盤、CI/CD、監視、開発人件費を組み合わせた編集部推定です。

初期費用だけでなく、クラウド、GPU、ログ、データ転送、モデル評価、保守人員を分けて見積もります。契約方式は、要件が固まっていない初期段階では準委任・アジャイル、仕様が確定した部分では請負とするなど、変更リスクを考えて選びます。納品物の所有権、ソースコード、設計書、運用手順、教育、月次レビュー、解約時のデータ削除や移行支援も比較対象にします。

よくある質問

MLOps基盤に関するよくある質問のイメージ

MLOps基盤を初めて発注するときは、製品選び、開発会社選び、費用、運用体制のどこから考えるべきか迷いやすいです。ここでは、比較検討時に特に質問されやすい内容へ直接回答します。

MLOps基盤はどこまで作れば完成ですか?

最低限、データ、コード、実験条件、モデルのバージョンを追跡でき、承認したモデルを本番へ出し、推論の状態を監視して問題時に戻せるところまでが必要です。モデルを一度デプロイするだけの推論APIや、個人のNotebookだけでは、継続運用の観点でMLOps基盤が完成したとは言いにくいです。

MLOps基盤の開発会社はどのように比較すればよいですか?

既存クラウド、業務システム連携、モデル更新頻度、リアルタイム性、セキュリティ、運用人材、月額上限の7項目をそろえて比較します。製品ベンダーには機能と料金、SIerには設計・実装・運用・内製化の範囲を確認し、同じモデルを使ったPoCや具体的な構成図で提案の実現性を確かめることが大切です。

MLOps基盤の開発費用と期間はどのくらいですか?

小規模PoCや最小基盤で500万〜1,500万円、2〜4か月、部門利用の本番基盤で1,500万〜3,000万円、4〜8か月が一つの目安です。全社・複数モデル基盤では3,000万円〜1億円以上、9〜18か月になる場合がありますが、モデル数、データ整備、既存環境、GPU、監視、セキュリティで変動する編集部推定です。まず1モデルで再現性と監視を検証し、効果と運用負荷を測ってから拡張すると、過剰投資を抑えやすくなります。

まとめ

MLOps基盤の開発会社選びをまとめるイメージ

MLOps基盤の開発会社を選ぶときは、AIモデルの精度や会社の知名度だけでなく、データの検証、実験管理、モデルの承認、デプロイ、監視、再学習、ロールバックまでを本番の業務として設計できるかを確認します。今回紹介した6社は、クラウドの標準機能を使いたい企業から、既存の業務システムまで含めて支援を任せたい企業まで、検討の起点を作れる候補です。

まず1モデルで小さく検証する

最初から全社共通のFeature Storeやマルチリージョン基盤を作るのではなく、代表1モデルで4〜8週間程度の検証を行い、再現性、デプロイ時間、監視アラート、推論費、現場の削減工数を測ります。PoCの成功条件を精度だけにせず、運用担当者が更新できること、障害時に戻せること、月額費用が予算内に収まることまで定義します。

提案依頼では運用成果物まで求める

問い合わせでは、構成図、データパイプライン、モデルレジストリ、監視ダッシュボード、再学習と承認のフロー、障害時の手順、月額費用試算、保守分担を成果物として提示してもらいます。データとモデルの所有権、設計書の引き渡し、内製化支援、将来のクラウド移行性を確認し、長く使い続けられるMLOps基盤を選ぶことが大切です。

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会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。