1on1ツール開発でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

1on1ツールの開発会社は、面談記録やアクション管理を自社の評価制度とどうつなげられるかで比べると選びやすくなります。比べたいのは、HR領域の業務知識と技術力、プロジェクト管理体制、運用保守サポートです。

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・1on1ツール開発の完全ガイド

1on1ツール開発パートナー選びの重要性

1on1ツールが管理する面談の日程、アジェンダ、議事録の共有範囲、アクション項目を4つのパネルで示した図。
面談の準備から次の行動までを一続きで捉えられます。

適切なパートナー選定が成否を分ける理由

導入の成果を左右する選定の軸は、設計から運用までの流れで整理できます。

  • 要件:業務課題の整理力
  • 技術:既存環境との連携力
  • 定着:導入後の支援範囲

1on1(ワン・オン・ワン)面談は、上司と部下が定期的に対話するマネジメント手法です。

厚生労働省の調査では、エンゲージメントが高い企業の生産性は21%高く、離職率も59%低い結果でした。

しかし、その効果を最大限に引き出すには、面談内容の記録・共有とアクション管理を支えるシステム基盤が欠かせません。1on1ツールの開発には、HR業務特有の複雑さがあります。単なるシステム構築とは違い、組織マネジメントの設計思想やHR領域の業務知識が開発品質を大きく左右します。

面談の日程とアジェンダを管理し、議事録の共有範囲も設計します。さらに、アクション項目や目標管理(OKR/MBO)との連携も実装します。Slack、Microsoft Teams、Googleカレンダー、Outlookなどとの接続で効果を発揮します。

既存システムとのAPI連携設計や、セキュリティ要件を満たしたデータ管理の仕組みを構築できる技術力があるかどうかが、開発会社を選ぶ際の核心的な判断基準になります。

1on1ツールでは、コンサルティングから設計・開発・運用保守まで一貫して対応できるパートナーを選ぶことが、プロジェクト成功への最短経路です。

現場で使い続けてもらうには、機能を作るだけでなく、1on1の運用実態と組織文化を理解して設計する必要があります。

経験の浅いベンダーに依頼すると、「機能はあるが誰も使わない」という典型的な失敗に陥るリスクが高くなります。実際、ITプロジェクトの失敗率は全体の約70%にのぼるとされ、要件定義の段階での認識の齟齬が最大の原因として挙げられています。

発注前に確認すべきポイント

発注前には、資格、実績、導入後の支援を同じ基準で比べておくと、会社ごとの違いが見えてきます。

  • 資格:担当者の認定状況
  • 実績:自社に近い事例
  • 支援:保守と改善の範囲

1on1ツールの開発会社に発注する前に、自社の要件を言葉にして整理しておくと、各社の提案を同じ基準で比べられます。

「1on1ツールを作りたい」といった大まかな依頼では、ベンダーも的確な提案を出しにくくなります。その結果、要件のすり合わせに時間がかかり、コストが膨らむ原因になります。

発注側は、利用人数の規模と、パイロット導入か全社展開かを先に決めておきます。既存システムやデータ保持期間、セキュリティ、運用体制も、あらかじめ整理しておくと提案の前提がそろいます。

そのうえで、これらを事前に言語化しておくと、見積もりの精度が上がり、複数社での比較検討もスムーズになります。スクラッチ開発は、300万円から数千万円規模になる場合があります。そこで、段階的に機能を広げるロードマップを持つベンダーを選ぶと、初期投資を抑えやすくなります。

ポイント

1on1ツールは評価制度や既存システムとつながるため、開発会社に相談する前に自社の要件を言葉にしておくと、各社の提案を同じ基準で比べられます。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

riplaの支援を相談、構築、伴走の順につないだ流れ図。
支援は仕組みの導入後まで続きます。

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を生かし、ビジネスの成果につながる仕組みづくりと、システムの定着支援に強みがあります。

営業や顧客、生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築と導入の実績があります。そのうえで、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。

特徴と強み

riplaの強みは、相談から導入後の伴走までの流れに沿って見ていくと分かります。

  • 相談:目的と課題の整理
  • 構築:業務に合う仕組みの設計
  • 伴走:利用定着までの支援

riplaの最大の特徴は、システム開発会社でありながら「事業会社目線」でプロジェクトに向き合える点です。

多くのシステム開発会社は、要件定義書をもとに実装を進めます。一方でriplaは、その一歩手前のビジネス課題の整理から支援します。

1on1ツールは、制度を導入する目的から設計します。さらに、蓄積したデータを経営判断にどう生かすかも、設計の段階で検討します。こうした上流からの関与が、導入後の定着率と費用対効果に大きな差をもたらします。

AI駆動開発を活用し、短期間かつ低コストでリリースします。また、スタートアップから大企業まで対応できます。

得意領域・実績

riplaの実績は、対応領域と支援範囲を自社の要件と照らすと確かめやすくなります。

  • 領域:自社と近い業務の事例
  • 技術:連携とデータ活用の範囲
  • 成果:導入後の効果

riplaは、基幹業務を支えるシステムの構築で豊富な実績を持っています。人事・採用管理システムや顧客管理(CRM)のほか、販売管理や生産管理の構築実績もあります。

1on1ツールは、記録管理だけでなく、目標管理(OKR)や人事評価と連携します。そのため、SlackやGoogleカレンダーとのAPI連携、組織サーベイ分析にも対応しています。

運用支援・定着化サポートも、開発完了後に提供しており、「作って終わり」にならない伴走型のサービス体制を整えています。

1on1ツールを、経営の意思決定を支えるデータ基盤として活用したい企業にとって、riplaは最も信頼できるパートナーの一社といえます。

株式会社LIG|DX支援とシステム開発を横断的に推進

株式会社LIGは2007年に設立された東京都台東区に本社を置くDX支援・システム開発・Web制作会社です。

連結従業員数230名以上を抱え、システム開発からWebサイト制作、マーケティング支援まで幅広いデジタル領域をカバーしています。

大手自動車会社や大手ネット銀行をはじめとする多数の実績を持ち、国内外のエンジニアチームを活用したグローバルな開発体制が強みです。

特徴と強み

LIGの特徴は、提案力と開発体制の観点から比べると見えてきます。

  • 提案:利用目的の明確化
  • 制作:使いやすい画面の設計
  • 連携:既存システムとの接続

LIGの強みは、DX戦略の立案からシステム開発、その後のコンテンツマーケティングまでをワンストップで提供できる総合力にあります。

フィリピンやベトナムの拠点と連携したオフショア開発体制があり、国内開発よりもコストを抑えながら、高品質なシステムを実現できます。

CRM・CMS・SFAの導入とAWS構築に実績があり、1on1ツールと既存SaaSを連携させる複雑な要件にも対応します。

得意領域・実績

LIGの事例は、自社の業界と目的に照らして確かめると判断しやすくなります。

  • 事例:近い課題の解決例
  • 体制:担当者の専門性
  • 運用:改善支援の有無

LIGは人事評価システム開発のおすすめ会社として業界メディアに複数回取り上げられており、HR領域のシステム開発の知見を持っています。

社内システムとWebアプリの連携開発を得意とし、1on1ツールとSlackやMicrosoft Teamsを統合する案件にも対応します。

Web制作の強みを生かして、操作マニュアルや導入研修も作成します。そのため、社内への定着まで支援できる点が強みです。

ポイント

オフショア開発の体制や、Web制作・社内定着の支援まで重視するなら、LIGを候補に入れて提案内容を比べる価値があります。

フューチャーアーキテクト株式会社|経営・業務・システムを三位一体で改革

フューチャーアーキテクト株式会社は、フューチャー株式会社グループの中核を担うITコンサルティング・システム開発会社です。

1989年の設立以来、経営戦略・業務改革・システム改革の3つの視点から支援しています。「三位一体改革」を軸に、大企業や官公庁向けの実績があります。

連結売上高759億円超(2025年12月期)、連結従業員数3,624名という規模を誇り、日本を代表するITコンサルティングファームの一つです。

特徴と強み

フューチャーアーキテクトの強みは、構想力と実装力の両面から見ていくと分かります。

  • 構想:経営課題からの計画立案
  • 技術:大規模な基盤の設計
  • 推進:業務変革までの支援

フューチャーアーキテクトの特徴は、コンサルタントがそのままエンジニアを兼ねる「コンサル×エンジニア」の一体型人材モデルです。

要件定義から運用まで、同じチームが通して担当します。そのため、情報の断絶を抑えながら、複雑な要件にも対応できます。

大規模組織で1on1制度を導入する場合は、組織設計の上流から関われるコンサルティング力が差別化の要因になります。

金融・流通・製造業を中心に多様な業界での実績があり、業界固有の規制要件やセキュリティ基準への対応知見も豊富です。

得意領域・実績

大規模案件の実績は、規模・領域・成果の順に自社と照らすと比べやすくなります。

  • 規模:全社導入の経験
  • 領域:自社業界の知見
  • 成果:効果測定の方法

複雑な業務要件を伴うカスタム開発を数多く手がけてきた知見が、1on1ツール開発にも生きています。

現行業務の分析から設計、開発、運用までを一貫して手がけます。人事評価システムや基幹ERPとの連携にも強みがあります。

大企業での導入実績が豊富なため、数千人規模の組織でのロールアウトや、複数拠点・グループ会社への展開といった規模の大きな案件を、安心して任せられます。

大手ファームとして、大規模案件を得意としています。依頼するときは、自社の規模と要件を明確に伝えておくと、提案の前提がそろいます。

株式会社アクシア|完全自社開発体制による高品質・高速開発

株式会社アクシアは東京都千代田区に本社を置く、Webシステム・業務システム開発会社です。同社の最大の特徴は、下請けを一切使わない「完全自社開発体制」にあります。

外注に頼らないため、コミュニケーションコストを抑えられます。そのうえで品質管理を徹底し、クライアントの要件変更にも素早く対応できる柔軟な開発プロセスを実現しています。

同社は、自社開発した生産性管理システムを活用して残業ゼロを達成しています。この実績は、技術力とマネジメント力の両方を示すものといえます。

特徴と強み

AXIAの特徴は、技術提案と運用支援の両面で比べると分かりやすくなります。

  • 提案:要件に合う構成の提示
  • 実装:連携とテストの管理
  • 保守:導入後の窓口

AXIAが1on1ツール開発の候補として評価される理由は、業務システム開発の経験の豊富さと、対応できる機能の幅広さにあります。

予約や不動産検索、発注管理のほか、営業支援や会計管理なども開発しています。業種や用途を問わず、設計の段階から対応します。

AXIAは、業務システムを幅広く手がけてきた経験を生かし、1on1ツールを単体で構築するのではなく、既存の業務フローにシームレスに組み込む形で設計を提案できます。

透明性の高いプロジェクト管理と、変更に柔軟な開発プロセスが、はじめてシステム開発を発注する企業にとって安心感につながります。

得意領域・実績

AXIAの実績は、技術領域と導入成果が自社にどれだけ近いかで確かめます。

  • 領域:自社の課題との近さ
  • 連携:接続実績
  • 成果:導入後の評価

AXIAはWebシステム開発を中心に、業務の効率化・自動化を目的としたシステムの構築で多くの実績を積み上げています。

ポータルサイトやECサイト、マッチングサイトのほか、社内向けの業務システムまで幅広く対応しており、主な顧客層は中小企業から中堅企業です。

1on1ツールの文脈では、カスタマイズ性の高いスクラッチ開発と、既製パッケージの組み合わせによるハイブリッドアプローチの提案力が強みです。

オーダーメイドで細部まで要件に合わせた開発を希望する企業や、初めてシステム開発を外注する企業にとって、パートナーとして信頼できる会社の一つといえます。

株式会社くじらシステム開発|20年超の実績が支える人事・組織系システム開発

株式会社くじらシステム開発は、福岡県福岡市に本社を置くシステム開発会社です。

20年以上にわたって受託システム開発を手がけてきた長い歴史を持ち、特に「人」や「組織」の運営に関わるシステムの開発を強みとしています。

人事考課システムやグループウェアの実績があります。HR特有の要件を理解している点は、1on1開発でも強みになります。

特徴と強み

クジラシステムの特徴は、柔軟性と対応範囲の両面から整理すると分かりやすくなります。

  • 柔軟性:業務に合わせた設計
  • 技術:必要な連携方式の選定
  • 支援:導入後の改善

くじらシステム開発の特徴は、人事・組織系システムに特化した深い業務知識にあります。

人事考課システムの開発では、評価プロセスの設計から目標設定、フィードバック、最終評価の承認フローまで、実務に即した機能を実装する知見を持っています。

その経験を、1on1開発にも活用します。面談記録や目標進捗、管理職向けダッシュボードを、使いやすく設計します。

くじらシステム開発は、地方に拠点を置く会社ながら東京を含む全国の企業案件に対応しており、コストパフォーマンスの面でも競争力があります。

得意領域・実績

クジラシステムの事例は、業種や範囲、成果の観点から自社の要件と照合します。

  • 業種:近い業界の経験
  • 範囲:設計から運用まで
  • 成果:効果の測定方法

くじらシステム開発の代表的な実績として、介護事業者向けの人事考課クラウドサービスの開発があります。

介護業界は多職種・多拠点にまたがる評価制度の運用が求められる複雑な領域であり、この実績はHR系システムの開発力を裏付けるものです。

グループウェアの開発経験もあることから、組織内のコミュニケーションを促進するシステム設計でも高い専門性を発揮します。

記録の共有範囲や階層別の権限、通知・リマインドにも対応します。これらは、過去の実績をもとに設計しています。

費用対効果を重視しつつ、1on1ツールなどHR領域に詳しい開発会社に依頼したい中堅・中小企業にとって、特に適したパートナーです。

TIS株式会社|エンタープライズ向け人事システム開発の豊富な実績

TIS株式会社は、TISインテックグループの中核を担う大手ITサービス企業です。

金融・公共・製造・流通など幅広い業界での大規模なシステム開発実績を持ち、エンタープライズ向けのシステム構築で高い信頼性を誇ります。

HR領域においても「FxT 人事評価システム」という人事評価パッケージを開発・提供しており、人事システムに関する深い業務知識と技術力を兼ね備えています。

また、デジタルマネー給与管理システムの開発において人事給与ベンダー16社と協業するなど、HR領域での先進的な取り組みも行っています。

特徴と強み

TISの特徴は、総合力、設計、管理の観点から見ると分かります。

  • 総合力:複数領域をまとめた支援
  • 設計:安全性を含めた計画
  • 管理:進捗と品質の統制

TISの最大の強みは、大企業・エンタープライズ向けの大規模プロジェクトを安全・確実に推進するプロジェクトマネジメント力にあります。

数百人から数万人規模の人事システム刷新を手がけており、リスク管理と品質管理の知見を、1on1ツール開発にも活用します。

既存の基幹システム(ERP)との連携設計でも、大手SIerとしての経験と技術力を生かし、高い対応力を発揮します。

金融機関や官公庁向けの実績があり、個人情報・機密情報を含む面談記録も、高い基準で管理します。

得意領域・実績

TISの実績は、業界と規模、運用体制から比べるとつかみやすくなります。

  • 業界:自社に近い事例
  • 規模:必要な体制
  • 運用:継続支援の範囲

TISは人事評価パッケージ「FxT 人事評価システム」を自社開発・提供しており、これは人事評価に関する業務知識の深さを証明するものです。

大手企業の人事・給与・勤怠システムに実績があり、既存システムの統合やグループ間の連携を得意としています。

1on1ツールを企業全体の人材管理基盤の一部として位置付け、長期的な視点でシステムを進化させていきたい大企業にとって、TISは有力なパートナー候補の一つです。

大手SIerであるため、規模によっては費用が高めになる場合があります。

中小企業の場合は、予算感を事前に伝えておくとよいでしょう。

ポイント

大規模な人事システムの刷新や既存の基幹システムとの連携を重視する企業には合いやすい一方、規模によっては費用が高めになる点に注意が必要です。

1on1ツール開発パートナー選びのポイント

1on1ツール開発パートナーを選ぶ際の確認項目として、HR・人事領域の経験、セキュリティの知見、API連携、運用保守の体制を示したチェックリスト。
4項目を同じ目線で確かめると、提案を比べやすくなります。

実績と経験の確認方法

実績は件数よりも、自社の条件との近さや成果で見ると判断材料になります。

  • 類似性:業種と規模の照合
  • 成果:利用状況と効果
  • 担当:実際の責任者

実績を確認するときは、システム開発の経験全般よりも、HR・人事領域の経験で絞り込むとよいでしょう。

人事系は個人情報を扱うため、セキュリティの知見が欠かせません。

評価制度と組織階層の知識も要件定義に必要です。

商談では、事例を具体的に尋ねることが役立ちます。たとえば、1on1や人事評価、タレントマネジメントについて、業界・規模・課題を説明できるかを確かめられます。

リリース後の運用についても、「導入後に問題が発生した際のサポート体制はどうなっていますか」と必ず尋ねておきましょう。特に、システムは開発を終えてからが本番です。運用保守の体制が手薄な会社に依頼すると、長期的に大きなリスクを抱えることになります。

技術力と専門性の評価

技術力は、資格や設計の考え方、連携の経験を具体的に確かめます。

  • 資格:担当者の保有状況
  • 設計:データ構造の考え方
  • 連携:既存環境の接続方法

フロントエンドとバックエンドに加えて、API連携やクラウドまで見ておく必要があります。

データベースやセキュリティも、あわせて確かめておくとよいでしょう。

SlackやMicrosoft Teams、GoogleカレンダーとのAPI連携は、特に確認しておきたい部分です。そのため、実装の経験があるかどうかを確かめておくと比べやすくなります。

提案書に技術スタックの選定理由が明記されているか、スケーラビリティ(利用者が増えた場合の拡張性)の設計思想が説明されているかを、見極めたいところです。

加えて、セキュリティについては、「個人情報保護法への対応」「データの暗号化方式」「アクセスログの管理」を、必ず質問の項目に入れておきます。面談記録のような機微な情報を扱うシステムだからこそ、セキュリティ要件は妥協せずに詰めておく必要があります。

プロジェクト管理体制の確認

管理体制は、役割と進捗の共有、課題への対応という観点から見ていきます。

  • 役割:責任者と窓口
  • 進捗:報告の形式と会議の頻度
  • 課題:変更時の手順

システム開発が失敗する最大の要因は、要件定義の曖昧さとコミュニケーション不足です。そのため、相見積もりを取る際は、見積もり金額だけでなく、プロジェクト管理の進め方も必ず見比べてください。

発注側は、開発方式をアジャイルかウォーターフォールかで確認しておきます。さらに、報告の頻度や形式、要件変更時の追加費用も、着手前に取り決めておきます。

担当者の体制も、提案時と開発時で変わるかどうかを見ておきたいところです。提案時の担当者が開発フェーズでも関わり続けるのか、別チームに引き継がれるのかを確かめておくべきです。

引き継ぎが生じると認識の齟齬が発生しやすく、品質低下や工期遅延のリスクが高まります。そのため、専任のプロジェクトマネージャー(PM)が窓口として一貫して対応する体制を持つ会社を選ぶことは、プロジェクトを成功に導く判断材料の一つになります。

ポイント

実績は件数よりも自社条件との近さや成果で見て、運用保守の体制や担当者の関わり方を商談で具体的に聞くと、比較の精度が上がります。

まとめ

1on1ツールの開発は、従業員エンゲージメントの向上や組織のマネジメント力の強化に直結する、戦略的な投資です。

既製のSaaSツールでは対応しきれない自社固有の評価制度・承認フロー・既存システムとの連携要件がある場合、カスタム開発は有力な選択肢となります。

紹介した6社は、それぞれ強みが異なります。riplaは、課題整理から開発まで伴走できる点が特徴です。

LIGはDX支援とグローバルな開発体制が強みです。フューチャーアーキテクトは大規模組織向けです。また、アクシア、くじらシステム開発、TISも、それぞれ得意な領域が異なります。

開発会社を選ぶ際は、費用だけでなく、HR領域の業務知識・技術力・プロジェクト管理体制・運用保守サポートの4つの軸で、総合的に比べることをお勧めします。

まずは自社の要件を整理したうえで、複数社に相談と見積もりを依頼します。その際は、提案内容の質と担当者の理解度を比べることが、成功への近道です。

1on1ツールの開発は、適切なパートナーを選べば組織変革の強力な推進力になります。ぜひ本記事を参考に、自社に最適なパートナー選びを進めてください。

1on1ツール開発の全体像は、以下の記事で確認できます。

▼全体ガイドの記事
・1on1ツール開発の完全ガイド

会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。