印刷業界のシステム開発では、受注から製造・出荷までの業務とJDF/JMF連携を理解している会社を選ぶことが大切です。
候補となる6社の特徴と、発注前に見ておきたい選び方の観点を紹介します。
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印刷業界のシステム開発会社を選ぶ際の重要ポイント

開発会社の選定で失敗を避けるには、発注前に業界への知見と要件定義の支援力を押さえることが大切です。そのうえで、既存システムとの連携、カスタマイズ性、保守体制も確認しておくと安心です。
印刷業界への知見・開発実績
印刷業界のシステムには、業界固有の要件が多くあります。そのため、印刷業界または製造業向けの開発実績がある会社を優先すると、要件を理解してもらいやすくなります。
- 業界知識:印刷または製造業での開発実績
- 工程理解:色管理、工程管理、付け合わせへの理解の深さ
- 標準対応:JDF/JMFの連携実績
要件定義・業務分析の支援力
開発会社には技術力に加えて、印刷業務の流れを整理し、要件を定義するコンサルティング力も必要です。特に、印刷工程の上流から下流まで、業務改革の視点からシステム化を提案できる会社は、信頼性が高いといえます。
MIS・既存設備との連携実績
印刷業界では、既存のMIS(経営情報システム)と、CTP・印刷機・後加工機などの設備との連携が欠かせません。そのため、連携の実績がある開発会社を選ぶと、開発が円滑に進むことが期待できます。
- MIS連携:既存の経営情報システムとの接続
- 設備連携:CTP・印刷機・後加工機との統合実績
- API対応:JDF/JMFと機器ベンダーAPIの経験
カスタマイズ性と拡張性
印刷品種を追加したり設備を更新したりしても対応できるよう、管理者が設定を変えられる柔軟なシステム設計を組めるかを確認しましょう。
保守・サポート体制
リリース後の運用保守と、設備の追加や印刷品種の拡張に伴う機能追加への対応力を確認しましょう。
印刷業界のシステム開発でおすすめの開発会社6選

1. 株式会社プリントテックシステムズ
印刷・出版業界に特化したシステム開発会社です。要件定義から運用保守まで一貫したサービスを提供しています。
- 強み:印刷業界特有の業務知識と豊富なMIS開発実績
- 対応規模:中堅〜大企業
- 得意領域:MIS構築・JDF/JMF連携・工程管理
2. 株式会社デジタルプレスソリューション
同社は、Adobe・Enfocus製品との連携実績が豊富な専門ベンダーです。プリフライト、色変換、PDF管理の自動化に対応しています。
- 強み:DTPワークフロー自動化・印刷データ管理・PDF/Xサポート
- 対応規模:中小〜中堅企業
- 得意領域:DTP連携・印刷データ品質管理システム
3. TISインテックグループ
大手SIerとして、製造・流通・印刷業界の基幹システム開発の実績があります。エンタープライズ向けのシステム開発が得意で、大規模な印刷グループ企業への導入実績もあります。
- 強み:セキュリティ・可用性・大規模案件対応力
- 対応規模:大企業・グループ企業
- 得意領域:基幹システム統合・グループ企業向け大規模MIS
4. 株式会社ジャパンプリントIT
商業印刷・パッケージ印刷向けの受発注管理・生産管理システムに特化した独立系SIerです。印刷会社への常駐支援の実績が豊富で、現場に即したシステム設計を得意としています。
- 強み:印刷現場への深い理解と常駐型のきめ細かいサポート
- 対応規模:中小〜中堅企業
- 得意領域:受発注管理・生産管理・原価管理システム
5. 株式会社カラーマネジメントラボ
印刷物の色管理と品質検査システムの開発に特化した専門ベンダーです。同社は、ICCプロファイル管理や色差測定データの収集、トレンド分析などの機能を含む、品質管理向けのシステム構築を提供しています。
- 強み:印刷品質管理・色管理技術の深い専門知識
- 対応規模:中小〜中堅企業
- 得意領域:品質管理システム・色管理基盤
6. 株式会社クロスメディアシステムズ
印刷業界のDX推進を支援するシステム会社です。顧客向けポータルサイトの構築に強みを持ち、印刷会社のデジタル販売チャネルの拡大を後押ししています。
- 強み:Web入稿・Webtoprint・ECサイト連携
- 対応規模:中小〜中堅企業
- 得意領域:オンライン受注システム・Webtoprint構築
印刷業界のシステム開発会社の選び方・比較ポイント

スクラッチ開発 vs パッケージカスタマイズ
開発会社によって、スクラッチ(完全オリジナル)開発とパッケージのカスタマイズのどちらを得意とするかは異なります。そのため、自社の要件がどれだけ独自かに応じて、どちらにするかを決めましょう。
提案の質の見極め
複数社に相見積もりを依頼して、提案の質を比べてみましょう。「御社の印刷品種・工程に合わせて〜」のように具体的な提案ができる会社は、信頼性が高いです。
契約形態の確認
契約条件は、仕様変更の範囲と費用の見通しに直結します。そのため、請負契約と準委任契約の違いを先に押さえておくと、見積もりを比べやすくなります。
- 請負契約:成果物を納品するまでの契約で、費用が固定しやすい
- 準委任契約:開発工数に応じた契約で、柔軟な仕様変更が可能
保守・運用費用を含めたトータルコスト
開発費用だけで比べると、リリース後にかかる保守・運用費用(月額)を見落とすおそれがあります。そのため、開発費と月額の保守・運用費を合わせたトータルコストで比較することが大切です。
開発会社への依頼前の準備

依頼前に印刷工程と設備連携の条件を整理しておくと、各社から比較しやすい提案を受けられます。
- 現状業務フローの整理:受注〜出荷までの工程と担当部署の文書化
- システム化の優先度と範囲:全工程一括か段階的実施か
- 予算・連携条件の整理:概算予算、希望納期、連携が必要なMIS・設備と方式
まとめ

印刷業界のシステム開発会社を選ぶ際は、専門知識と開発実績に加えて、MIS・設備との連携対応力や保守体制まで含めて総合的に評価することが大切です。
また、複数社に相見積もりを依頼し、提案内容を比べることで、自社の印刷業務に合うパートナーを見つけやすくなります。
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会社紹介
株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

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株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
