結論:RPAツール開発の費用は、PoCなら30万〜100万円、部門導入なら100万〜300万円、
無人実行や基幹システム連携まで含めると300万〜800万円程度が一つの目安です。
ただし、ライセンス、シナリオ作成、連携、テスト、運用設計の範囲で大きく変わります。
RPAツールを導入するとき、「製品の料金だけを見て予算を決めてよいのか」「開発会社へ依頼すると、
どこまでが見積もりに含まれるのか」と迷いやすいです。本記事では、2026年時点で確認できる公開価格と導入事例、
RPA活用ガイドラインをもとに、RPAツール開発の費用相場、コストの内訳、価格が変動する要因、
開発期間、費用を抑える方法、見積書の確認ポイントまで解説します。
▼全体ガイドの記事
・RPAツール開発の完全ガイド
RPAツール開発の費用を考える前に知っておきたい全体像

RPAツールは、パソコン上で人が行っている定型操作をソフトウェアロボットに再現させる仕組みです。
ブラウザへのログイン、ExcelやCSVの読み込み、複数システムへの転記、帳票の出力、
メール送信などを自動化できます。費用を正しく捉えるには、RPAを「買う費用」だけでなく、
「業務を自動化できる状態に整え、安定運用する費用」として考えることが大切です。
RPAツールで自動化できる業務とは何ですか?
- 確認対象:この見出しで扱う範囲と前提を整理します。
- 比較の観点:初期・継続・追加の要素を分けて確認します。
- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
向いているのは、処理件数が多く、手順が決まっていて、入力と出力のルールが明確な業務です。
たとえば、経理の請求書データ登録、営業の顧客情報転記、人事の勤怠集計、受発注データの登録、Web EDIからの受注情報取得などが候補になります。
日本自動車部品工業会の「RPA活用ガイドライン 第1.1版」(2025年)は、受注データをダウンロードして基幹システムへ連携する処理や。
基幹システムからWeb EDIへ発注データを登録する処理を活用例として示しています。
一方で、担当者の判断が毎回変わる業務、例外処理が多い業務、画面レイアウトが頻繁に変わるサービスに画面操作だけで対応する業務は、開発費と保守費が膨らみやすいです。
業務をそのまま自動化するのではなく、標準化やAPI連携、AI-OCR、ワークフロー、基幹システム改修と組み合わせることで、長期的なコストを抑えやすくなります。
有人実行と無人実行で費用はどう違いますか?
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- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
有人実行は、担当者がパソコンを操作している間にロボットを動かす方式で、少数の定型作業から始めやすいです。
無人実行は、人がログインしていない時間帯でもサーバーや仮想マシン上でロボットを動かす方式で、夜間処理や大量処理に向いています。
その分、実行用ライセンス、オーケストレーター、実行環境、監視、認証情報管理などが必要になり、初期費用と月々の運用費が増えやすいです。
同じ製品でも、開発者向け、有人実行向け、無人実行向け、管理者向けで料金体系が異なります。
見積もりでは「何人がシナリオを作るか」だけでなく。「何台のロボットを同時に動かすか」「失敗時に誰へ通知するか」「どのシステムの認証情報を保管するか」まで確認する必要があります。
RPAツール開発の費用相場とコストの内訳

RPAツールの導入費用は、ライセンス費用と開発・導入費用を分けて見る必要があります。
リサーチノートに基づく2025〜2026年時点の編集上の推定では、単純なPoCは30万〜100万円、
3〜10本程度の部門導入は100万〜300万円、無人実行や基幹システム連携は300万〜800万円、
全社展開とガバナンス整備は800万〜2,000万円以上が目安です。これらは公式統計による平均価格ではなく、
公開ライセンス価格、業務整理、シナリオ開発、テスト、運用設計の範囲を組み合わせた予算検討用のレンジです。
ライセンス料金はいくらですか?
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公開価格が確認できる製品では、料金体系の違いが相場を理解する手がかりになります。
NTTデータのWinActor公式ページでは、30日間のトライアルは無料、有償トライアルは税込20万9,000円。
実行版は税込30万80円の年間ライセンス。
構築と実行に対応するフル機能版は税込109万8,680円の年間ライセンスと掲載されています(出典: NTTデータ「WinActor」製品紹介。2025年1月1日以降の掲載価格)。
同じRPAでも、作る人向けと動かすだけの環境で年額が異なることが分かります。UiPathのAutomation Cloudは、公式価格ページでベーシックが月額25ドルからと案内されています。
スタンダードやエンタープライズは営業見積もりで、ユーザー数、ロボット数、ガバナンス、認証情報保管。ホスティング地域などが条件になります(出典: UiPath「プランと価格」、2026年8月確認)。
ドル表示をそのまま日本円の相場に換算せず、為替、税、契約期間、利用機能を分けて確認することが大切です。
シナリオ作成・連携・テストにはどの程度かかりますか?
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開発費は、単純な1画面の転記と、複数システムをまたぐ業務で大きく異なります。業務ヒアリングと棚卸しでは、対象業務の選定、現行手順の可視化、例外条件の整理、削減効果の試算を行います。
シナリオ作成では、正常系だけでなく、空欄、重複、通信遅延、ログイン失敗、ファイル名の揺れ、月末の大量処理まで組み込むほど工数が増えます。
さらに、AI-OCRで紙やPDFを読み取る場合は認識精度の検証、APIやCSVで連携する場合は接続仕様の確認。基幹システムと連携する場合はテスト環境や権限調整が必要です。
テスト、操作研修、設計書、運用手順、障害時の手作業手順まで含めると、シナリオの本数だけでは価格を比較できません。見積書では「1本いくら」だけでなく、何を成果物とするかを確認してください。
導入後のランニングコストは何にかかりますか?
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- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
導入後は、ライセンス更新、クラウドやサーバー、保守契約、シナリオ修正、監視、ログ保管、教育、社内担当者の工数が発生します。
リサーチノートの予算目安では、ライセンス更新やシナリオ修正、監視、担当者工数を含む年間運用費として、初期開発費の20〜50%程度を見込む提案が妥当です。
ただし、画面変更が多い業務、例外率が高い業務、月末に処理が集中する業務では、この割合を超える可能性があります。
Microsoft 365を中心に使う企業では、Power Automateの既存契約との関係も確認します。
Microsoft公式価格ページでは、Power Automate Premiumが税込ではなく税別で1ユーザー月額2,248円相当。
Power Automate Processが1ボット月額22,488円相当。
Hosted Processが1ボット月額32,233円相当の年払い価格として掲載されています。
(出典: Microsoft「Power Automateの価格」、2026年8月確認)。
有人実行と無人実行、Microsoft管理のホスト環境のどれを使うかで、同じ自動化でも費用が変わります。
RPAツールの価格が変動する主な要因

同じ「RPA導入」でも、対象業務、実行方式、連携先、運用体制が違えば見積もりは変わります。
安いライセンスを選ぶだけでなく、数年単位の総保有コスト(TCO)で比較すると、導入後に予算が膨らむリスクを抑えられます。
対象業務の複雑さと例外処理
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- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
費用を左右する最初の要因は、業務の複雑さです。Excelから1つのシステムへ決められた列を転記するだけなら、短期間のPoCで検証しやすいです。
複数のシステムへ順番にログインし、条件分岐を行い、担当者の承認を受け、結果をメールで送る業務では、分岐とエラー処理の設計が増えます。
「正常に動く」だけでなく、「入力が空欄なら止める」「重複登録を防ぐ」「処理済みファイルを再実行しない」「失敗した箇所から復旧する」といった設計が必要です。
例外を後から追加すると改修費が積み上がるため、過去1〜3か月の実データを使って、正常系と例外系の割合を先に把握すると見積もりの精度が上がります。
連携先と実行環境の規模
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- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
連携先が増えるほど、アカウント、権限、通信、データ形式、テスト環境の調整が必要になります。
クラウドサービスだけで完結する構成と、社内ネットワーク上の基幹システム、ファイルサーバー、VPNをまたぐ構成では。ネットワークやセキュリティの確認項目が異なります。
オンプレミスで無人実行する場合は、サーバーや仮想マシン、バックアップ、監視、障害時の切り替えも見積もりに含めます。RPAが画面を操作する部分でも、安定する連携方法があるか確認してください。
APIが利用できる箇所はAPI、定型ファイルはCSVやデータベース、紙や画像はAI-OCRと使い分けると、画面変更に伴う保守費を抑えやすくなります。
RPAだけで全てを解決しようとすると、開発費だけでなく、将来の修正費用も高くなりやすいです。
セキュリティとガバナンスの要件
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- 比較の観点:初期・継続・追加の要素を分けて確認します。
- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
給与、顧客情報、個人番号、取引先の認証情報を扱う場合は、機能の料金だけでなく安全管理の設計費も見込みます。
共有IDを使わず、最小権限を設定し、認証情報をシナリオやExcelに直接書かず、実行ログとアクセス履歴を管理することが基本です。
ログに個人データを残しすぎない、保存期間を定める、担当者の異動時に権限を見直すといった運用も必要です。
個人情報保護委員会の通則編ガイドラインは、安全管理措置について、事業の規模や性質、保有個人データの性質と量。
記録媒体に応じて必要かつ適切な内容にする考え方を示しています。
(出典: 個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)
」、2026年8月確認)。
RPAの導入では、委託先や再委託先の管理、データの保存場所、障害時の連絡体制も契約と設計に反映してください。
RPAツール開発の進め方と期間の目安

RPA開発は、いきなりシナリオを作るのではなく、業務を整理してから小さく検証し、
安定性を確認して展開します。リサーチノートでは、単純な有人ロボットのPoCを2〜6週間、
部門導入を1〜3か月、無人実行や基幹連携を2〜6か月、全社展開とガバナンス整備を6〜12か月の目安としています。
業務数や既存環境で変わるため、期間と費用はセットで見積もります。
業務棚卸しと要件定義を行います
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- 比較の観点:初期・継続・追加の要素を分けて確認します。
- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
最初に、対象業務の担当者、発生頻度、1回あたりの所要時間、月間処理件数、入力元、出力先、例外、判断者、個人情報の有無を一覧化します。
年間の削減時間を見積もるときは、処理件数だけでなく、繁忙期、月末、休日、やり直しの時間も加味します。
自動化候補をMUSTとWANTに分け、最初から全ての要望を盛り込まないことが、予算超過を防ぐポイントです。
この段階で、RPAが適するかも判定します。ルールが明確で繰り返しが多い業務は優先し、判断が複雑な業務はワークフローや業務システム改修を検討します。
業務を整理せずに「Excelを自動化したい」とだけ依頼すると、後から対象範囲と例外が増え、開発費が膨らみやすいです。
PoCとシナリオ開発を行います
- 確認対象:この見出しで扱う範囲と前提を整理します。
- 比較の観点:初期・継続・追加の要素を分けて確認します。
- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
次に、無料トライアルや小規模ライセンスを使い、代表的な正常系と少数の例外系を検証します。
日本自動車部品工業会のガイドラインも、最初から対象業務を100%自動化するのではなく、段階的なスモールスタートを重視しています。
PoCでは、作れるかどうかだけでなく、処理時間、エラー率、担当者の確認工数、画面変更への耐性、停止時の復旧方法を確認します。
本開発では、入力値のチェック、タイムアウト、リトライ、エラー時の停止、通知、処理済みデータの記録を設計します。
画面操作で作ったシナリオをそのまま量産するのではなく、部品化できる処理を共通化し、APIやファイル連携が安定する箇所は置き換えます。ここを丁寧に設計すると、将来の修正工数と担当者の属人化を減らせます。
テスト・移行・運用設計を行います
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- 比較の観点:初期・継続・追加の要素を分けて確認します。
- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
テストでは、通常日だけでなく、月末、休日、処理量が多い日、権限が異なる担当者、通信断、入力ファイルの欠損、画面変更、同じデータの再実行を確認します。
ロボットが止まったときに業務を手作業へ切り替える手順、復旧担当者、取引先への連絡方法を決めておくと、障害時の損失を抑えられます。
運用開始後は、ロボット台帳、所有者、バージョン、変更申請、実行ログ、権限レビュー、定期棚卸し、保守窓口を整えます。
NTTドコモビジネスの導入事例では。
製造業A社が毎日3時間かかっていたデータ収集・転記・集計・メール送信を自動化したと紹介されています。
(出典: NTTドコモビジネス「WinActor導入事例/利用シーン」、2026年8月確認)。
これはベンダーが公開する事例であり、自社の効果は処理件数と工数を使って再計算してください。
RPAツール開発のコストを最適化するポイント

費用を抑えるときは、単価を下げることより、作り直しと運用停止を減らすことが重要です。
ライセンスを安くしても、例外処理が多く、担当者が一人しかおらず、画面変更のたびに外注すると、
数年後の総額は高くなります。導入前に効果の大きい業務へ絞り、将来の拡張を考えた最小構成で始めると、
投資判断がしやすくなります。
効果の大きい業務から小さく始めます
- 確認対象:この見出しで扱う範囲と前提を整理します。
- 比較の観点:初期・継続・追加の要素を分けて確認します。
- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
対象業務は、処理量、頻度、1回あたりの時間、ミスの影響、繁忙期の負荷を基準に順位付けします。たとえば、毎日発生する転記作業と、年に数回しか発生しない特殊業務では、同じ開発費でも回収期間が違います。
まず1〜2本のシナリオで成果を確認し、削減時間やエラー件数の変化を測ってから、次の業務へ広げる方法が安全です。導入事例の効果をそのまま自社へ当てはめないことも重要です。
NTTドコモビジネスが紹介するサービス業B社の事例では、月末に集中する事務処理を自動化し、ピーク時の残業時間がほぼゼロになり。
処理ミスも減少したとされています(出典: NTTドコモビジネス「WinActor導入事例/利用シーン」、2026年8月確認)。
自社では、対象業務の実績値を使って、年間削減時間と年間のライセンス・保守費を比較してください。
内製と外注を適切に分けます
- 確認対象:この見出しで扱う範囲と前提を整理します。
- 比較の観点:初期・継続・追加の要素を分けて確認します。
- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
ノーコードやローコードの製品でも、現行業務の理解、例外処理、テスト、運用設計には知識が必要です。
業務部門がシナリオを作り、開発会社が要件整理、難しい連携、レビュー、教育、障害対応を担う分担にすると、全てを外注するより社内にノウハウが残りやすいです。
ただし、個人情報を扱う無人実行基盤や基幹連携は、最初から専門会社に設計を相談した方が安全な場合があります。見積もりでは、内製側の作業時間も費用として扱います。
担当者が月に何時間を業務整理、シナリオ作成、テスト、問い合わせ対応に使うのかを記録し、外注費と比較します。
担当者の異動や退職に備え、設計書、命名規則、レビュー手順、引き継ぎ研修を成果物に含めると、将来の再委託費を抑えられます。
ライセンスと連携方式を最適化します
- 確認対象:この見出しで扱う範囲と前提を整理します。
- 比較の観点:初期・継続・追加の要素を分けて確認します。
- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
ライセンスを選ぶときは、開発者数、有人実行のユーザー数、無人実行のボット数、同時実行数、管理機能、サポートを分けて整理します。
全員に開発ライセンスを配る必要がない場合は、開発者を限定し、実行専用の構成を検討します。
一方で、実行台数を増やしすぎると、監視と保守の負担が増えるため、月間処理量と実行時間から必要数を算出します。
また、RPAで行っている処理が業務システムのAPIや標準機能で代替できるなら、ライセンスを追加するより安定する可能性があります。
AI-OCRを使う業務では、読み取り枚数、認識精度の確認、補正作業、データ保存期間を確認します。
費用だけでなく、処理失敗による再作業、データ訂正、監査対応まで含めて方式を選ぶと、実質的なコストを比較しやすいです。
RPAツールの見積もりを取る際の確認ポイント

見積もりを依頼するときは、対象業務と成果物を具体化し、複数社から同じ条件で提案を受けます。
価格だけでなく、どの工程を誰が担当し、導入後に何が月額・年額で発生するかを比較してください。
初期費用が低くても、保守や追加シナリオの単価、問い合わせ回数の制限、最低契約期間があると、
総額が変わります。
見積もり依頼書に記載する項目
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- 比較の観点:初期・継続・追加の要素を分けて確認します。
- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
依頼書には、対象業務の名前、担当部門、発生頻度、月間処理件数、1回の処理時間、入力元と出力先、使用するシステム、ファイル形式、正常系と例外系。個人情報の有無、希望する実行時間を記載します。
さらに、有人か無人か、クラウドかオンプレミスか、必要なログ保存期間、通知先、休日や月末の処理、手作業へ戻す条件も明記します。
成果物は、要件定義書、業務フロー、シナリオ、テスト仕様書と結果、操作マニュアル、設計書、ロボット台帳、運用手順、障害時の復旧手順まで確認します。
シナリオのソースや設定を自社が受け取れるか、別の担当者や別会社が保守できるかも重要です。ベンダーロックインを避けるため、引き継ぎ条件とデータの取り出し方法を契約前に確認してください。
開発会社を比較するときの見方
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- 比較の観点:初期・継続・追加の要素を分けて確認します。
- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
開発会社は、製品メーカー、導入支援会社、総合SIerのどこに当たるかを分けて比較します。
RPAツールの操作研修が得意な会社と、基幹システム連携、セキュリティ、インフラ、運用監視まで担える会社では、見積もりの範囲が違います。
対応製品だけでなく、似た業務の実績、担当者の経験、障害時の体制、内製化支援、保守単価を確認してください。
導入事例の数字は、費用対効果を検討する材料になりますが、そのまま成果を保証するものではありません。
たとえば、NTTドコモビジネスの事例では、8拠点で100以上のシナリオを運用し。
年間約2万時間の稼働を削減した企業が紹介されています(出典: NTTドコモビジネス「株式会社F&Cホールディングス導入事例」、2026年8月確認)。
対象業務の量や運用年数が自社と異なるため、同じ製品を選べば同じ金額・効果になるとは考えず、前提条件を確認してください。
追加費用と失敗リスクを確認します
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- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
見積もりの有効期間、ライセンスの改定、為替、税、最低契約期間、追加ユーザーや追加ボットの単価を確認します。
開発途中に要件が増えた場合の変更管理、画面変更時の修正費、障害調査の費用、休日や夜間の対応費、保守時間の上限も確認してください。
定額保守に含まれる作業と、別途請求される作業を分けておくと、導入後の予算を立てやすいです。
RPAの失敗は、シナリオが止まることだけではありません。
誤ったデータを登録する、誤送信する、共有IDが残る、担当者の異動で修正できない、野良ロボットが増えてライセンスと保守費が膨らむといった問題もあります。
テスト、権限、ログ、運用責任、手作業復旧を費用項目として扱うことが、安さだけでは測れないコスト最適化につながります。
よくある質問

ここでは、RPAツールの費用を検討するときに多い質問へ回答します。価格だけで判断せず、
導入目的、対象業務、運用体制、セキュリティ要件を合わせて確認してください。
RPAツールの導入費用は最低いくらからですか?
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- 比較の観点:初期・継続・追加の要素を分けて確認します。
- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
小規模なPoCであれば、ライセンスを除く業務整理、シナリオ作成、テスト、研修の費用として30万〜100万円程度が予算検討の目安です。
ただし、無料トライアルを使える製品でも、社内担当者の工数や連携調整は発生します。
対象業務が単純で、有人実行から始める場合のレンジであり、無人実行、AI-OCR、基幹連携を含める場合は別の見積もりになります。
RPAツールは自社開発できますか?
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- 比較の観点:初期・継続・追加の要素を分けて確認します。
- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
ノーコードやローコードの製品で、単純な有人ロボットを業務部門が内製することは可能です。ただし、業務整理、例外処理、テスト、権限、ログ、保守、引き継ぎまで自社で責任を持つ必要があります。
基幹システム連携や個人情報を扱う無人実行では、最初の設計とレビューを専門会社に依頼し、定型的な追加開発を内製する分担が現実的です。
RPAとAIエージェントはどちらを選ぶべきですか?
- 確認対象:この見出しで扱う範囲と前提を整理します。
- 比較の観点:初期・継続・追加の要素を分けて確認します。
- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
手順とルールが固定された処理はRPA、文書の読み取りはAI-OCR、複数のシステムを安定してつなぐ処理はAPIやETL。状況に応じた判断や非定型作業はAIエージェントが候補になります。
実際には、AI-OCRでデータを読み、RPAで基幹システムへ入力し、人が例外を承認する組み合わせもあります。
新しい技術だから安いとは限らないため、精度検証、利用量、監視、データ保護を含めた総額で比較してください。
RPAツールの導入に補助金は使えますか?
- 確認対象:この見出しで扱う範囲と前提を整理します。
- 比較の観点:初期・継続・追加の要素を分けて確認します。
- 判断の基準:自社の要件と運用体制に照らして検討します。
制度上の対象になる可能性はありますが、年度、申請枠、登録ITツール、申請者の要件によって変わります。
中小機構の2026年度のデジタル化・AI導入補助金の案内では。業務自動化を含むITツールが対象例として示されています(出典: 中小機構「デジタル化・AI導入補助金のご案内」、2026年8月確認)。
補助金を前提に契約や着手を決めず、最新の公募要領、対象経費、申請時期、交付決定前の着手可否を必ず確認してください。
まとめ

RPAツール開発の費用は、PoCなら30万〜100万円、部門導入なら100万〜300万円、
無人実行や基幹システム連携なら300万〜800万円程度が予算検討の目安です。全社展開やCoE、
ガバナンスまで整える場合は800万〜2,000万円以上になる可能性があります。これらは公式の平均価格ではなく、
ライセンス、業務整理、シナリオ開発、連携、テスト、教育、運用設計を含めた推定レンジです。
公開価格では、WinActorの実行版が年間30万80円、フル機能版が年間109万8,680円、
UiPathのベーシックが月額25ドルから、Power Automateの有人・無人実行向けプランがそれぞれ異なる料金で掲載されています。
製品価格だけでなく、実行方式、対象業務、例外処理、連携先、セキュリティ、保守体制を同じ条件で比較してください。
まずは効果の大きい1〜2業務でPoCを行い、実績に基づいて段階的に拡張すると、費用対効果を判断しやすくなります。
▼全体ガイドの記事
・RPAツール開発の完全ガイド
会社紹介
株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
