SSGのシステム開発でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

SSGの開発会社は、静的ページを作る技術だけでなく、CMSの設計から公開後の保守まで担えるかで比べます。

SSGは、配信用のHTMLをあらかじめ生成する仕組みです。実在する開発会社5社と株式会社riplaを、公開事例、得意領域、発注前の確認事項から比較します。

▼全体ガイドの記事
・SSGのシステム開発の完全ガイド

  • CMS・移行・CI/CD・CDNの設計
  • 動的機能と公開後保守の比較
  • 公開事例・得意領域・発注前の確認

SSGのシステム開発でパートナー選びが重要な理由

SSGのシステム開発パートナーを比較するイメージ

SSGは、ビルド時に静的ファイルを作ってCDNなどから配信するため、リクエストのたびにページを組み立てる方式より、構成をシンプルにしやすい仕組みです。ただし、導入効果を左右するのはフレームワーク名より運用の設計です。更新担当者がどこで記事を編集し、公開前に誰が承認し、失敗したビルドをどう戻すかまで決めて、はじめて業務で使えるシステムになります。

開発と運用の切り分け

SSGの導入では、フロントエンドの実装に加えて、CMSのコンテンツモデルやWebhook、ビルド環境を決めておく必要があります。キャッシュの削除やプレビューも、あらかじめ決めておく項目です。404ページと旧URLからのリダイレクトも、公開前に用意しておく必要があります。

たとえば、既存サイトの移行でURL一覧や画像の移行を後回しにすると、公開後に検索からの流入が落ちたり、社内で更新できないページが残ったりします。このため、発注側は、納品時の画面に加えて公開後の更新手順と障害時の復旧手順まで、開発会社に示してもらう必要があります。

動的な要件の置き場所による費用と構成の違い

一般的には、静的に配信する部分と動的に処理する部分を分けます。たとえば、お問い合わせフォームは外部フォームかサーバーレス関数、サイト内検索は検索API、会員ページは認証基盤とAPIで動かす形です。

毎秒変わるデータや、ユーザーごとに異なる画面までSSGで作ろうとすると、再ビルドの待ち時間やデータの古さが問題になります。

そこで、候補会社には、SSGで作るページとSSR・ISR・APIで処理するページの境界を図で示してもらうと、各社の案を並べて比べられます。

ポイント

導入効果は、フレームワーク名より運用の設計で決まります。更新の流れ、公開前の承認、ビルドの戻し方、動的機能の置き場所まで開発会社が示せるかで、候補を比べてください。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

株式会社riplaのシステム開発支援を表すイメージ

株式会社riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援する企業です。

IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。

営業や顧客管理の基幹システムに加えて、生産や販売管理の構築と導入実績もあります。

企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。

特徴と強み

riplaは、SSGの導入そのものを目的にしません。業務のどこを速く、安全に、継続的に改善するかを整理してから、技術を選びたい企業に向いています。

たとえば、コーポレートサイトやオウンドメディアの公開部分はSSGで軽くし、問い合わせや顧客管理は既存の業務システムと連携させる設計が考えられます。

要件定義や業務フローの整理からシステム開発、導入後の定着支援まで、同じ窓口で進められるのが特徴です。

得意領域と相談時の確認事項

業務要件が複雑で、公開サイトだけを作るのか、基幹システムや社内運用までつなぐのかがまだ決まっていない企業に適しています。

相談時は、SSGで作るページやCMSで更新する担当者を伝えてください。外部APIと連携するデータや公開後の運用責任も合わせて伝えておくと、見積もりの前提がそろいます。

SSGの技術選択に加えて、既存システムとの連携範囲と段階的な導入計画も確認しておくと、初期開発費と将来の追加費用を分けて考えられます。

ポイント

公開サイトだけか、基幹システムまでつなぐかが決まっていない企業の候補です。見積前には、更新担当者と公開後の運用責任を伝えてください。

KDDIアイレット株式会社(iret)|大規模CMS移行とクラウド運用の強み

KDDIアイレットのヘッドレスCMSとSSGの導入イメージ

KDDIアイレット株式会社(iret)は、クラウド活用やシステム開発を手がける企業です。

公式の導入事例では、バンダイナムコアミューズメントのオウンドメディアを対象に、ヘッドレスCMSのKurocoを使った構成を公開しています。

Nuxt 3のSSGやGitHub Actions、Kuroco Frontなども組み合わせています。

会社規模やアクセスピークだけでなく、編集業務の内製化やクラウド運用まで含めて相談したい場合の候補です。

特徴と強み

公開事例では、CMSへの入稿を起点にGitHub Actionsで自動デプロイし、静的ページをCDNへ配信する流れが示されています。また、制作会社に依頼していた更新を社内で完結させ、対応前のコストを95%以上削減した事例として紹介されています。

出典は、KDDIアイレット「ヘッドレスCMSの導入で運用コストを95%以上削減!」(2024年公開)です。ただし、この数値は特定案件の効果で、自社案件でも同じ削減率になるとは限りません。

向いている案件と見積前の質問

複数の編集者がいるオウンドメディア、アクセス急増が想定されるキャンペーンサイト、既存サイトを大きく変えずにCMS化したい案件と相性がよいと考えられます。

相談時には、既存URLと特殊なヘッダー処理をどこまで移行するかを確認してください。

あわせて、CDN障害時の切り替え方やCMSの権限設計、AWSやGitHubのアカウント所有者も聞いておく必要があります。クラウドの構築費に加えて、監視や脆弱性対応、障害時の連絡体制も見積書で分けてもらうと、費用の中身を比べられます。

ポイント

事例の削減率は特定案件の結果なので、自社の編集体制や既存URLの扱いに置き換えて、見積書で確かめる必要があります。

株式会社ヒューマンサイエンス|マニュアル・ドキュメントの運用設計の強み

ヒューマンサイエンスのWebマニュアル構築イメージ

株式会社ヒューマンサイエンスは、マニュアル制作やWebマニュアルの仕組み構築を支援する企業です。

Gen-AXのWebマニュアル事例では、Markdownで原稿を管理し、VitePressを静的サイトジェネレーターとして使い、GitHubとAzureを組み合わせた構成を公開しています。

見た目だけでなく、情報の整理方法や、誰がどの手順で更新するかを重視する企業に適した候補です。

特徴と強み

MarkdownとGitHubでコンテンツを管理すると、更新履歴や差分を確認しながら公開できます。原稿作成とシステム開発を一体で進め、テンプレートや目次構造を整えておくと、執筆者はデザインを意識せずに更新しやすいことが利点です。

公式事例では、GitHubへの反映をきっかけに自動で公開する仕組みにより、エンジニアへ都度デプロイを頼む負担が減ったと説明されています(出典: 株式会社ヒューマンサイエンス「Markdown×GitHubによるWebマニュアル制作」、2026年確認)。

向いている案件と見積前の質問

製品マニュアルや開発者向けドキュメント、社内ナレッジ、FAQのように、情報量が増え続けるサイトに向いています。

見積前には、原稿をどう構造化するか、既存のPDFやHTMLからどう移行するかを伝えてください。検索や多言語対応、編集者の権限、公開承認の要否も、あわせて伝えておくと話が早く進みます。

Markdown運用は自由度が高い一方で、非エンジニアが管理画面から編集したい場合には、別のCMSや編集支援画面が必要になります。そのため、更新する担当者のスキルを前提に、方式を決めることが大切です。

株式会社ラテール|AstroとヘッドレスCMSを組み合わせたJamstack制作

ラテールのJamstackとAstroによるWeb制作イメージ

株式会社ラテールは、Webサイト制作やフロントエンド実装、CMS構築などを手がける企業です。

公式のJamstackサービスページでは、SSGとヘッドレスCMS、ホスティングサービスを組み合わせたサイト制作に対応すると説明しています。現在はAstroを使うことが多いとも示しています。

Movable TypeやWordPressなど既存のCMSをヘッドレスCMSとして使う選択肢にも触れています。そのため、更新画面を大きく変えたくない企業でも検討しやすい会社です。

特徴と強み

Jamstackの構成では、画面表示部分とコンテンツデータを分け、APIから取得した情報をビルド時にHTMLに反映できます。

ラテールの公開情報では、Astroに加えて、microCMSやContentful、既存のMovable Typeなどを、ヘッドレスCMSとして使えると説明されています。

また、Gitでソースコードを管理し、ブランチごとのプレビュー環境を作れることも示されています。サイトの表示速度と更新のしやすさを両立したい場合に、構成の選択肢を比べやすい点が強みです。

向いている案件と見積前の質問

中小企業のコーポレートサイト、サービスサイト、ブログやニュースを含むサイトで、デザインとフロントエンド品質を重視する案件に向いています。公式サービスページには、10ページまでの静的サイトを10万円未満で制作する別サービスも案内されています。ただし、対象の条件が限られたサービスです。

CMS移行、多言語、検索を含む場合のほか、フォームやオリジナルデザインを含む場合も、別見積もりになります。

ページ数だけで価格を判断せず、要件ごとの内訳を確認してください。

TenCy株式会社|WordPressを編集基盤に残した静的配信

TenCyのNext.jsとWordPress REST APIによる静的配信イメージ

TenCy株式会社は、Web制作やデザインを手がける企業です。

東京都墨田区のローカルニュースメディア「すみラボ」の事例では、Next.jsとWordPress REST APIでコンテンツを管理し、AWSでSSGの静的配信を行う構成を公開しています。

編集担当者が慣れたWordPressを残しつつ、公開側の配信を軽くしたい企業にとって、具体的な比較材料になる事例です。

特徴と強み

WordPressを管理画面として使い、APIで取得した記事や画像をビルド時に反映する方式は、既存の編集フローを保ちやすいことが利点です。すみラボの公開事例では、プロジェクト期間3か月、担当人員2名、規模10K Stepと記載されています。

また、公開後2か月で、月間1万アクセス突破も可能なペースまでアクセスが増えた事例として紹介されています(出典: TenCy株式会社「すみラボ」制作事例、2026年確認)。この数字は個別案件の結果で、アクセス数やSEO効果を保証するものではありません。

向いている案件と見積前の質問

既存WordPressの投稿資産や編集者を活かして、メディアやニュースサイトの表示側を見直したい案件に向いています。

発注時には、WordPress本体を公開サーバーに残すのか、管理画面だけを別環境に置くのか、API停止時にどう表示するのかを確認してください。記事の公開までにかかる時間や画像の保存先、プレビューの方法も決めておく必要があります。WordPressの脆弱性対応を誰が担うかも、あわせて決めておきましょう。

株式会社System Design Works|Next.jsとPayload CMSによる運用負債の整理

System Design WorksのNext.jsとPayload CMSによるSSGイメージ

株式会社System Design Worksは、Webアプリや業務システム開発を手がける企業です。自社サイトのリニューアル事例では、WordPressからNext.jsへ移行し、ほぼ全ページを静的生成中心にしたうえで、ヘッドレスCMSのPayload CMSを組み合わせた構成を公開しています。

サイト制作をきっかけに、将来の業務アプリや会員・予約などへ拡張できる技術基盤も相談したい企業に適した候補です。

特徴と強み

公開記事では、WordPressのテーマやプラグインの更新、PHPやミドルウェアへの追従、管理画面のセキュリティ対応を、運用負債として整理しています。そのうえで、Next.jsのSSGとPayload CMSで構成を再設計したと公開されています。

Payload CMSは、コードファーストでコンテンツ構造を管理しやすく、Next.jsと同じリポジトリで運用する設計も取りやすいのが特徴です。デザイン刷新だけでなく、SEO、UX、保守性を実装レベルで見直したい案件の参考になります。

向いている案件と見積前の質問

WordPressの保守負担を見直したい企業、Next.jsを中心にサイトとWebアプリを段階的に整えたい企業に向いています。

Payload CMSを採用する場合は、管理画面を誰が保守するのか、日本語の運用マニュアルをどう用意するのかを確認してください。CMSとフロントエンドを分ける場合は、障害をどう切り分けるかも確認しておく必要があります。

会員・予約・在庫などを後から追加する可能性があるなら、静的ページとAPIの境界を初期段階から見積もりに含めることが大切です。認証や権限、監査ログの設計も、あわせて見積もりに含める必要があります。

SSGのシステム開発会社を選ぶポイント

SSGのシステム開発会社を選定するチェックポイント

6社を比べるときは、自社の要件に対して再現性のある設計を提案できるかを見ます。知名度やフレームワーク名の多さよりも、この点が判断の中心になります。

特に、公開事例に技術構成、更新方法、運用効果のどこまで書かれているかを確認してください。公開情報だけでは判断できない部分は、提案依頼書に質問として入れます。

実績と経験の確認方法

「Next.jsに対応できます」という説明は、SSGの開発経験の根拠として不十分です。

会社名を伏せた概要だけでなく、ページ数やCMS、ビルド方式が分かる事例を見せてもらいます。さらに、ホスティングや移行対象、公開後の運用体制も確認してください。

可能であれば、既存サイトからの移行で行ったリダイレクトや画像最適化、サイトマップの対応を聞いてください。また、構造化データやフォーム連携の扱いも、具体的に確かめると判断しやすくなります。

技術力と専門性の評価

フレームワークの選定理由を、自社の更新頻度やページ数から説明できるかを評価します。動的機能やチーム体制との関係も、あわせて見ます。

AstroやHugoのような静的出力中心の構成が合う案件もあれば、Next.jsやNuxtで一部をSSR・ISRにするほうが適切な案件もあります。

開発時のセキュリティ設計も、質問しておく必要があります。CMSのAPIキーをブラウザに出さないこと、GitHub Actionsの権限を最小限にすること、依存パッケージを更新する担当者を決めることなどが、その確認項目です。

プロジェクト管理体制の確認

SSG案件では、要件定義を短くしすぎると、CMSの更新権限やURL移行が後から問題になります。

提案書では、工程が分けて書かれているかを確認してください。要件定義や情報設計、デザイン、実装が、それぞれ区切られているかを見ます。コンテンツ移行やテスト、公開、保守も、どこで区切るかを確かめます。

検収項目には、主要ブラウザでの表示やリンク切れ、404・リダイレクトを含めます。さらに、Core Web Vitalsの目標、フォーム送信、ビルド失敗時のロールバックも入れます。

費用相場と契約・引き継ぎ条件

費用は、ページ数と機能の範囲で大きく変わるため、規模ごとの目安を先に押さえておくと見積もりを比べやすくなります。

  • 小規模:50万〜150万円が目安です。
  • 標準:150万〜500万円です。
  • 大規模:500万〜1,500万円以上になることもあります。
  • 業務連携を含む大規模:1,000万〜3,000万円以上になることもあります。

小規模は、5〜15ページで既存デザインを実装し、Markdown管理と外部フォームを使う案件です。標準は、20〜100ページで、オリジナルデザインやヘッドレスCMS、既存サイト移行、CI/CDを含む案件を指します。大規模は、多言語や数百ページ以上の移行、複数APIを含む案件で、業務連携を含むものは、権限管理や監査、運用設計を含む案件に、会員・決済・在庫などの業務連携を加えた場合を指します。

いずれも、ページ数や機能の前提で変わる概算で、会社の公開価格ではありません。配信基盤の料金は、初期開発費とは分けて見積もります。

  • Cloudflare Pages:無料プランは0ドル、Proは年払いで月20ドル、月払いで月25ドル(出典: 同社料金ページ、2026年8月確認)。
  • Vercel:Hobbyは0ドルですが個人・非商用向けで、Proは月20ドルです(出典: Vercel料金ページ、2026年8月確認)。

実際には、CMSやドメイン、ログ、監視などの費用が加わります。さらに、WAFやメール送信のほか、保守費と従量課金も発生します。そのため、月額の安さだけで選ばないことが大切です。

契約書では、次の4点を決めておきます。

  • 管理対象:ソースコード、Gitリポジトリ、IaC、CMSデータに加えて、デザインデータやドメイン、ビルド手順、環境変数の管理方法も含めます。
  • 著作権と改修:著作権の帰属だけでなく、納品後に自社や別会社が改修できるかも合意します。
  • 脆弱性対応:依存パッケージの脆弱性対応を、誰が行うかを決めます。
  • 解約時の返却:どのデータを、どの形式で返すかを事前に定めておく必要があります。

これらを契約で決めておくと、ベンダーロックインを避けられます。

ポイント

比べるときは、再現性のある設計を提案できるか、公開事例で根拠を示せるかで判断します。費用は、初期開発費と配信基盤の料金を分けて見ると、候補の差が見えてきます。

よくある質問(FAQ)

SSGのシステム開発に関するよくある質問

SSGのシステム開発では、「更新できないのではないか」「無料のホスティングで十分か」「動的機能も同じ構成で作れるか」という質問が多くあります。

ここでは、相談前に押さえておきたい判断の目安を、質問ごとに答えます。

SSGのサイトは非エンジニアでも更新できますか?

更新できます。ヘッドレスCMSの管理画面から記事を登録し、Webhookをきっかけにビルドとデプロイを行う方式や、MarkdownをGitで管理してレビュー後に公開する方式があります。

誰が何を更新するかによって、管理画面の使いやすさや承認フロー、プレビュー、公開反映時間を要件に含めてください。

SSGに向かないシステムはどのようなものですか?

毎秒変わる在庫や価格、ユーザーごとに表示が変わる会員ページ、複雑な検索・決済・業務処理を中心とするシステムは、SSG単独には向きません。

ただし、公開情報や説明ページをSSG、会員・検索・業務データをSSRやAPIに分けるハイブリッド構成なら、採用できる場合があります。要件ごとに静的・動的の境界を設計できる会社へ相談してください。

SSGのシステム開発はどのくらいの期間と費用がかかりますか?

小規模なら2〜6週間、標準的なサイトなら2〜4か月、大規模な移行や多言語・API連携を含む場合は4〜9か月以上が目安です。

費用は小規模で50万〜150万円、標準で150万〜500万円、大規模で500万〜1,500万円以上を起点に考えます。

ページ数だけでなく、要件定義やコンテンツ移行、SEO設定を見積書で分けてもらうことが大切です。さらに、CMSやCI/CD、テスト、公開後の保守も、項目ごとに示してもらいましょう。

無料のホスティングだけで企業サイトを運用できますか?

技術的には可能なケースもありますが、商用利用の条件や転送量、ビルド回数を確認する必要があります。監視や障害時のサポートの有無も、あわせて確かめてください。

たとえば、GitHub Pagesの公式ドキュメントでは、オンラインビジネスやEC、商用SaaSを主目的とする無料ホスティングの用途は想定・許可されていないと説明されています。

また、公開サイトは1GB、ソフトな帯域上限は月100GB、デプロイは10分でタイムアウトする制限があります(出典: GitHub Docs「GitHub Pages limits」、2026年確認)。企業の本番環境では、利用規約に加えて、代替ホスティングやバックアップも含めて判断することが大切です。

ポイント

更新の担当者、毎秒変わるデータの有無、ホスティングの利用条件の3点で、SSGだけで足りるか、動的な部分を別に持つかを決めます。

まとめ

SSGのシステム開発会社選びのまとめ

今回紹介した6社の違い

SSGのシステム開発会社を選ぶときは、静的HTMLを生成できるかに加えて、CMSでの更新や既存コンテンツの移行を見てください。CI/CDやCDN、セキュリティの設計も確認し、動的機能との連携や公開後の保守まで含めて比べます。

今回紹介した会社は6社で、株式会社ripla、KDDIアイレット株式会社、株式会社ヒューマンサイエンスと、株式会社ラテール、TenCy株式会社、株式会社System Design Worksです。

それぞれ公開事例で確認できる得意領域が異なるため、自社のページ数や更新体制、業務データ連携の有無を整理してから相談先を絞ることをおすすめします。

発注前の整理事項

発注前には、現行URL一覧や移行対象、編集者数、公開頻度を1枚にまとめます。あわせて、フォーム・検索・会員機能、ピークアクセス、目標費用や希望納期も書き出してください。

さらに、ソースコードやCMSデータ、クラウドアカウントの所有権を契約に入れてください。ビルド失敗時のロールバックや脆弱性対応、解約時の引き継ぎは、検収項目にも含めます。

技術名の比較だけで終わらせず、導入後に自社で更新と改善を続けられるかを基準に選ぶことが、SSGの効果を長く活かす近道です。

▼全体ガイドの記事
・SSGのシステム開発の完全ガイド

会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

・サービス概要資料のURLはこちら >>>
・お問合せページのURLはこちら >>>
・お役立ち資料のURLはこちら >>>

執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。