システム開発でおすすめの開発会社/ベンダー12選と選び方

開発会社は、得意領域や開発手法、費用感で比べると選びやすくなります。どこに頼めばいいか迷う担当者は多く、価格だけで決めると後悔するケースも少なくないため、やり取りの進め方も確認したいところです。

12社はそれぞれ異なる強みを持つため、目的に合わせて選ぶことが大切です。

  1. システム開発パートナー選びの重要性
  2. 株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援
  3. 株式会社GeNEE|350件以上の開発実績を持つ伴走型パートナー
  4. スパイスファクトリー株式会社|定額アジャイル開発で柔軟に対応
  5. 株式会社hunny|基幹・業務システム開発に強いDXリーディングカンパニー
  6. Sky株式会社|自社製品と受託開発を両輪とする独立系大手
  7. 秋霜堂株式会社|企業の開発部門として伴走するWeb・AI開発パートナー
  8. 株式会社greeden|開発から運用改善・AI活用まで支える伴走型システム開発会社
  9. 株式会社Skrum|品質とコストを両立するワンストップ開発
  10. 株式会社ウィズワンダー|Azure・生成AIに強いシステム開発会社
  11. 株式会社クリエ・ココ|UI/UXに強いオーダーメイドのシステム開発
  12. アドレイズ株式会社|企画から設計・開発まで一貫して支援
  13. システム開発パートナー選びのポイント

▼全体ガイドの記事
・システム開発の完全ガイド

  • 主要な管理対象と運用範囲の確認
  • 既存業務・連携・導入後の定着条件の確認

システム開発パートナー選びの重要性

自社の課題と要件や開発実績など、パートナー選定で確認する5つの観点を並べた図
提案を比べる前に、確認したい観点をそろえておく構成です。

システム開発の成否は、技術力だけでなく、パートナー会社との関係によって大きく左右されます。

要件定義の段階から適切なパートナーが伴走してくれるかどうかで、プロジェクト全体の質が決まると言っても過言ではありません。そのため、発注側と開発側が課題を共有し、柔軟に対応できる体制を築けているかを、選定の段階でしっかり見極めることが大切です。

適切なパートナー選定が成否を分ける理由

経済産業省の調査によると、ITプロジェクトの失敗要因の多くは技術的な問題ではなく、コミュニケーション不足や要件の曖昧さ、ベンダーとの認識齟齬にあると指摘されています。費用の安さや知名度だけでベンダーを選ぶと、業務理解が浅いまま開発が進み、最終的に使い勝手の悪いシステムができあがるケースもあります。

特に基幹システムや業務管理システムのような複雑な案件では、要件定義の段階からどれだけ深く業務を理解してもらえるかが、プロジェクトの成否を分ける最大の要因になります。適切なパートナーを選べば、開発中の課題にも迅速に対応してもらえるため、スケジュールの遅延や品質低下、納品後の大規模な修正といったリスクを大幅に減らせます。

発注前に確認すべきポイント

ベンダーへの発注を検討する前に、まず自社の課題と要件をある程度整理しておくことが大切です。「何を解決したいのか」「どの業務をシステム化したいのか」「予算と納期の目安はどのくらいか」を明確にしておくと、各社から受け取る提案の質も高まります。

複数社を比べる際は、同業種の開発実績があるか、プロジェクトマネジメントの体制が整っているか、開発後の保守・運用サポートをどの程度受けられるかも、重要な評価の観点になります。そのうえで、最低でも2〜3社から提案を受け取り、提案内容の具体性やコミュニケーションの取りやすさを含めて総合的に判断することが、失敗しないための基本です。

ポイント

開発会社を選ぶ際は、技術力だけでなく、要件定義の段階から伴走してもらえるかを見ておくと判断しやすくなります。価格や知名度だけで決めると、業務理解が浅いまま開発が進むおそれがあります。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。

営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があります。さらに、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。

特徴と強み

riplaの最大の特徴は、単なる受託開発会社にとどまらず、事業課題の整理から要件定義、設計・開発、導入後の定着支援まで、プロジェクトの全フェーズを一貫してサポートできる点にあります。

多くの開発会社は「作って終わり」になりがちです。一方、riplaはIT事業会社として自社でシステムを運用してきた経験を持つため、現場での定着まで視野に入れた提案ができます。

ビジネス目線のコンサルティング機能も持ち合わせているため、「何を作ればいいかまだ明確でない」という段階からでも相談に乗ってもらえます。さらに、発注側の要件をしっかりヒアリングしたうえで、業務の実態に即したシステムを提案・構築する姿勢は、多くのクライアントから高く評価されています。

得意領域・実績

riplaは営業管理システム、顧客管理システム(CRM)、生産管理システム、販売管理システムといった基幹業務領域での構築・導入実績を多数持っています。特に中堅・中小企業のDX推進支援において豊富なノウハウを蓄積しており、既存業務フローを丁寧にヒアリングしたうえで、現場の運用に馴染むシステムを実現することを得意としています。

riplaは、コンサルティング機能を持つ開発会社を探している企業や、業務改善を目的としたシステム開発を検討している企業にとって、非常に頼もしいパートナーとなるでしょう。

ポイント

コンサルティングから開発、導入後の定着まで一社に任せたいなら、riplaが候補になります。基幹システムの実績や、業務課題の整理から相談できるかも、比べる際の目安になります。

株式会社GeNEE|350件以上の開発実績を持つ伴走型パートナー

株式会社GeNEEは、2010年に創業し2017年に法人化された、東京都豊島区に拠点を置くシステム開発会社です。NTTデータやDeNAなどで実務経験を積んだエンジニアたちが集まって設立された企業で、高い技術力と豊富な業界経験を背景に、スタートアップから東証一部上場企業まで幅広いクライアントのプロジェクトを手がけています。

これまでのシステム・スマホアプリの開発実績は350件以上にのぼります。直接取引が全体の約9割を占めることから、クライアントとの密接なコミュニケーションを重視する姿勢が見てとれます。

特徴と強み

GeNEEが掲げる「伴走型開発体制」は、単に要件をもらって開発するのではなく、クライアントとともにプロジェクトを進める姿勢を指しています。その前提には、ビジネス・技術・UI/UXデザインの三つの要素を三位一体として捉える考え方があります。

上流工程から関わる直接取引が9割という数字は、クライアントが同社を信頼してプロジェクト全体を任せていることの表れでもあります。また、製造管理や販売管理、在庫管理など、幅広い業務系システムの開発経験を持っています。さらに、営業管理や顧客管理、会計管理の分野でも実績があり、これも大きな強みです。

スモールスタートから大規模開発まで柔軟に対応できるため、要件の規模を問わず相談しやすい環境が整っています。

得意領域・実績

GeNEEの実績は、パナソニックグループ・ベネッセグループといった大手企業から、東京大学・慶應義塾大学などの学術機関、さらにはスタートアップ企業まで多岐にわたります。

業務系の基幹システムはもちろん、スマホアプリ開発にも強みを持っています。業種・業界を問わず幅広い課題に対応できる技術力と経験を有しています。

特に「何をどう作ればいいかまだ整理できていない」という状態から相談に乗ってもらえる点は、初めてシステム開発を外部委託する企業にとって心強いポイントと言えるでしょう。

ポイント

要件がまだ整理できていない段階から相談したい場合や、上流から一貫して関わってほしい場合は、GeNEEが候補になります。業務系システムとスマホアプリの両方に実績があるかも確かめておきましょう。

スパイスファクトリー株式会社|定額アジャイル開発で柔軟に対応

スパイスファクトリー株式会社は、「世界をより良い方向に変化を加速させる触媒(スパイス)となる」というミッションを掲げ、東京都港区に本社を置くDXエージェンシーです。

システム開発会社・デザイン制作会社・マーケティング会社という枠を超え、それらすべてを内包した「360°Digital Integrator」として、クライアントのDX推進を一気通貫で支援しています。さらに、創業当初からアジャイル開発を得意としており、変化の激しいビジネス環境に素早く対応できる開発体制が強みです。

特徴と強み

スパイスファクトリーの最も特徴的なサービスが、月額定額制のアジャイル開発です。従来のプロジェクト契約型とは異なり、月次で開発ボリュームを柔軟に調整できるため、要件が変わりやすい新規事業やプロダクト開発で特に力を発揮します。

また、PoC(概念実証)支援や新規事業のアイデア創出など、システム開発の前段階から関与できる体制も整っています。そのため、「まず小さく試してから本格開発へ」というアプローチを取りやすい環境にあります。さらに、開発だけでなくUI/UXデザインやデジタルマーケティングも内包しているため、ユーザー体験まで含めたトータルな品質を追求できます。

得意領域・実績

教育・医療・人材・金融の分野から、自動車や消費財まで、業種を問わず幅広いクライアントにサービスを提供しています。同社のプロジェクトのうち、システム開発を伴うものが68%、Webデザインを伴うものが59%、マーケティング支援が伴うものが32%と、それぞれの機能が密接に組み合わさった形での支援が特徴です。

また、社会的な意義を重視したプロジェクト選定の姿勢も評価されており、長期的なパートナーとして深く関わりたいと考えるクライアントから選ばれ続けています。加えて、アジャイル開発に強みを持ちながらも、Webサービス開発・HRシステム開発・ECアプリ開発・D2Cブランド構築支援など、対応領域の広さも際立っています。

ポイント

要件が変わりやすい新規事業で、小さく試してから本格開発に進みたい場合は、月額定額制のアジャイル開発が合うかを見極める目安になります。デザインやマーケティングも任せたいかも判断材料です。

株式会社LIG|グローバル開発体制とUI/UX設計力が強み

株式会社LIGは2007年にWeb制作会社として創業しました。現在は「DX with Global Team」を掲げ、DX戦略の立案から実行まで一貫して支援するDXコンサルティング会社へと進化しています。

フィリピンとベトナムに海外拠点を持ち、総勢150名を超えるエンジニアが在籍するグローバルな開発体制が最大の特徴の一つです。さらに、長年のWeb制作事業で培ってきたデザイン力を武器に、使いやすく美しいシステムを実現できる点でも高い評価を受けています。

特徴と強み

LIGのシステム開発における強みは、大きく三つあります。一つ目は、フィリピン・ベトナムの海外拠点を活用した、コスト効率の高い開発体制です。国内エンジニアの品質管理のもとで海外リソースを活用するため、高い品質を保ちながら費用を抑えた開発が可能になっています。

二つ目は、数々のデザインアワードを受賞するほどの高いUI/UXデザイン力です。システムの使いやすさや視覚的なわかりやすさを重視する案件で、特に強みを発揮します。三つ目は、アジャイル・ウォーターフォール・ハイブリッドといった複数の開発手法を、プロジェクトの規模やニーズに応じて柔軟に選べる対応力です。

戦略から開発・デザイン・保守運用まで一社で完結できるため、複数社に分散することによる余計なコミュニケーションコストを削減できます。

得意領域・実績

LIGは、会員登録から受付・決済までを一元管理するWebアプリの開発や、コールセンター管理画面のUIリニューアル、SNSモバイルアプリの開発で実績を積み重ねています。ECアプリの開発・運用や、ECの物流システムの保守運用、メーカーの顧客基盤(CRM)構築なども手がけています。

特にWebサービスやBtoCプロダクトの開発において、ユーザー体験を重視した丁寧な設計が評価されています。DXコンサルティング機能と開発実行力を兼ね備えたパートナーを求める企業や、UI/UXの品質を重要視するプロダクトを開発したい企業にとって、非常に適した選択肢となるでしょう。

株式会社hunny|基幹・業務システム開発に強いDXリーディングカンパニー

株式会社hunnyは、東京都文京区に本社を置くDXリーディングカンパニーです。「お客様のビジネス拡大・収益改善への貢献」にこだわる姿勢のもと、業務システムや基幹システム、インフラ構築など幅広いシステム開発に携わっています。

ユーザーの目線に立ってビジネスを分析し、ボトルネックを的確に洗い出したうえで、解決に最適な手段を提供するアプローチが特徴的です。保険系・官庁系・金融系の分野で、難易度の高い開発実績を豊富に持っています。さらに、航空旅行系や小売業、商業施設での実績もあります。

特徴と強み

hunnyの強みは、保険・金融・官公庁といった高いセキュリティ要件や複雑な業務ルールが求められる分野での豊富な開発経験にあります。こうした難易度の高い案件を数多く手がけてきたことで、要件定義の精度や設計の堅牢性、プロジェクト管理の厳格さという面で高い実力を培っています。

最新のテクノロジーを積極的に活用しながら、業務システムから幅広い領域に対応できる柔軟性も魅力の一つです。さらに、デジタルマーケティングカンパニーとしての側面も持ち合わせており、システム開発とビジネス成長支援を組み合わせた提案ができる点は、他社との差別化要因となっています。

得意領域・実績

hunnyは保険系、官庁系、金融系の基幹システムや業務システム開発において豊富な実績を持ち、航空旅行系でも同様の実績があります。

2022年以降はけいはんな音楽コンクール実行委員会のために、予選から本選までの運営を効率化する包括的なDXシステムを構築するなど、イベント管理・大会運営のDX化にも取り組んでいます。参加者・審査員・運営スタッフ全員の負担を大幅に軽減したこの事例は、システム開発によって実際のオペレーションを改善できることを示す好例といえます。

規制や要件の厳しい業界でのシステム開発を検討している企業にとって、非常に信頼性の高い選択肢です。

ポイント

保険・金融・官公庁のように、セキュリティ要件や複雑な業務ルールが厳しい分野で開発する場合は、hunnyの実績が判断材料になります。イベント管理などの案件にも対応できるかも、比べるうえで役立ちます。

Sky株式会社|自社製品と受託開発を両輪とする独立系大手

Sky株式会社は、大阪市に本社を置く独立系の大手システム開発会社です。自社パッケージ製品の開発・販売から、業務系・組み込み系システムの受託開発、第三者検証(テスト)まで、幅広い事業領域を展開しています。

主力製品である「SKYSEA Client View」は、PCの資産・ログ管理ツールとして23,000を超えるユーザーへの導入実績を持ちます。自社製品の普及を通じて培ったプロダクト開発のノウハウが、受託案件にも活かされています。大手企業との取引実績が豊富で、安定した品質と実績に裏付けられた信頼性が特徴です。

特徴と強み

Sky株式会社の大きな強みは、自社製品と受託開発の両事業を持つことで培われた、プロダクトライフサイクル全体への理解と対応力にあります。自社でパッケージ製品を作り、販売し、23,000社以上に定着させてきた経験は、システムを「作るだけでなく使い続けてもらう」視点を組織全体で共有していることを意味します。

また、業務系だけでなく組み込み系システムの開発にも対応しており、製造業やハードウェアを扱う企業にとっても頼れるパートナーとなります。さらに、第三者検証事業も展開しているため、開発後のテスト・品質保証フェーズもサポートしてもらえる体制が整っています。これも、安心して任せられる要因の一つです。

得意領域・実績

Sky株式会社は業務系システムと組み込み系システムの両分野で実績を積み重ねており、独立系という立場から特定ベンダーに縛られない中立的な提案が可能です。主力製品「SKYSEA Client View」が23,000以上の組織に採用されていることは、自社製品の品質と継続的なサポート体制への信頼の高さを示しています。

受託開発においても、大手製造業や金融機関など要求水準の高い企業との取引実績を多数持ちます。そのため、組み込み系や業務系を問わず、安定した品質でシステムを作りたい企業、特に大手との取引実績を重視する企業にとって、非常に信頼性の高い選択肢となるでしょう。

秋霜堂株式会社|企業の開発部門として伴走するWeb・AI開発パートナー

秋霜堂株式会社は、2023年12月に設立された東京都渋谷区に拠点を置くシステム開発会社です。「テクノロジーで、時間を自由に」を掲げ、企業に専属の開発チームを提供する「TechBand」を中心に、Webシステム開発やAI開発を手がけています。

依頼されたシステムを納品するだけでなく、クライアントの内部組織に近い立場で事業課題を共有し、要件整理から設計・開発・運用改善まで継続的に支援する姿勢が特徴です。

特徴と強み

秋霜堂が提供するTechBandは、受託会社としてではなく、クライアントの開発部門として活動し、事業成果に向けてシステムを継続的に改善するサービスです。1週間単位の短いサイクルで設計・実装・レビューを進めるため、すべての仕様を事前に固める必要がなく、実際に動くものを確認しながら方向性を調整できます。

また、初期のヒアリングからエンジニアが直接参加し、技術的な実現可能性だけでなく、業務効率化や売上向上などの目的から逆算して設計を行います。さらに、採用通過率5%のエンジニアによる開発体制や、TechBandの継続率96.8%を掲げている点も強みです。

得意領域・実績

秋霜堂は、業務システムやSaaS、ECサイトなどの開発に対応しています。Webサービスの開発に加えて、LLM・RAGを活用した社内検索や画像認識、数理最適化などのAI開発にも取り組んでいます。

公開されている事例には、小売・飲食業向けのスタッフ教育アプリ、採用SaaSのMVP開発、アパレル企業の品質管理システム改善、AIを活用した業務システムなどがあります。

要件が固まっていない段階から相談し、短期間で必要最小限のシステムを立ち上げたうえで、利用状況に合わせて機能を改善していく開発を得意としています。そのため、新規サービスの立ち上げや既存業務のシステム化を伴走してほしい企業に適したパートナーと言えるでしょう。

株式会社greeden|開発から運用改善・AI活用まで支える伴走型システム開発会社

株式会社greedenは、2016年7月に創業した大阪市北区に拠点を置くシステム開発会社です。業務システムやWebサービス、スマートフォンアプリの企画・開発に加えて、既存システムの刷新も手がけています。さらに、クラウド環境の構築からAI・DX活用支援まで幅広く対応しています。

培ってきた経験と最新技術を組み合わせ、クライアントの課題や目的、予算を丁寧に整理したうえで、要件定義から設計・開発・リリース・保守運用まで一気通貫で支援する姿勢が特徴です。

特徴と強み

greedenの強みは、プロジェクトの規模や要件に応じて、ノーコード・ローコードを活用した迅速な開発から、複雑な業務要件に対応するフルスクラッチ開発まで、柔軟に開発手法を選択できる点です。初期のヒアリングでは、業務上の課題や実現したい目的だけでなく、予算やスケジュールも整理し、必要な機能やシステム構成を具体化します。

また、ITに不慣れな担当者にも分かりやすい説明を心がけ、画面構成やデータ設計、API、権限、例外処理などを段階的に設計することで、認識のずれを抑えながら開発を進めます。リリース後も、障害対応や機能改善、運用効率化、AI活用の定着まで継続的に支援し、事業成長を支える技術パートナーとして伴走している点も特徴です。

得意領域・実績

greedenは、社内業務システムや管理画面、CMSの開発に対応しています。また、会員・予約・決済機能を備えたWebサービスや、iOS・Androidアプリ、API・外部サービス連携なども手がけています。

AWSを中心としたクラウドインフラの設計・構築や、老朽化した既存システムの刷新・クラウド移行も支援しています。加えて、AI導入やDX推進、業務フロー改善にも取り組んでいます。

公開されている実績には、自治体の商品券事業における店舗募集・精算管理システム、東南アジア向けクラウド会計ソフト、宿泊予約サイト、サブスクリプション型動画配信サービスなどがあります。そのため、新規サービスの立ち上げから既存業務のシステム化、運用開始後の継続的な改善まで相談したい企業に適したパートナーと言えるでしょう。

株式会社Skrum|品質とコストを両立するワンストップ開発

株式会社Skrumは、2017年に設立された東京都渋谷区のシステム開発会社です。Webシステム、スマートフォンアプリ、業務システム、AI開発など、幅広い領域に対応しています。

企画・提案から要件定義、設計、開発、テスト、リリース後の運用まで、ワンストップで支援しています。納品後もユーザー体験やサービスの成長まで見据えた開発を重視している点が特徴です。

特徴と強み

Skrumの特徴は、発注前に実際のサンプルシステムや設計ドキュメントを確認できる「つくる前にわかる」開発を提供している点です。完成後のイメージや品質を事前に確認できるため、発注者と開発会社の認識のずれを防ぎやすい体制が整っています。

また、国内のエンジニアのみで開発する「国内開発」に加え、要件定義・設計・品質管理を国内で行い、実装・テストをベトナムの開発会社と進める「オフショアジョイント開発」にも対応しています。重要な工程を国内で管理することで、品質を維持しながら開発コストを抑えられることも強みです。

得意領域・実績

Webシステムでは、会員サイトやポータルサイト、マッチングサイトの開発に対応しています。予約・ECサイトや動画配信システムなども手がけています。

スマートフォンアプリでは、マッチングアプリや写真・動画投稿アプリ、ライブ配信・ビデオ通話アプリなどを手がけています。ネイティブアプリからFlutterやReact Nativeを活用した開発まで、幅広く対応可能です。

業務システム領域でも、生産管理・販売管理・受注管理・在庫管理などの基幹システムの開発実績があります。既存システムと連携するサブシステムや業務効率化ツールも開発してきました。高いセキュリティや安定性が求められるシステムから、スピードやコストを重視したローコード開発まで、案件に応じて柔軟に提案してもらえる企業です。

株式会社ウィズワンダー|Azure・生成AIに強いシステム開発会社

株式会社ウィズワンダーは、2024年に設立された、福岡本社と東京オフィスを構えるシステム開発会社です。Azureと生成AIを活用した受託システム開発を中心に、Azure環境の構築・導入支援、ITコンサルティング、自社SaaSの開発・運営を手がけています。

日本マイクロソフト出身の代表が持つAzureの知見と、フロントエンド・バックエンド・インフラまで対応できる技術力を活かし、企業の業務課題に合わせたシステムを提供しています。

特徴と強み

ウィズワンダーの強みは、要件定義や設計から、開発、インフラ構築、リリース後の保守・運用までをワンストップで支援できる点です。

特にMicrosoft Azureに関する専門性が高く、システム構成やアーキテクチャの提案、クラウド環境の構築まで幅広く対応しています。IaCによる環境管理やセキュリティ対策、運用コストを最適にする提案も手がけています。

また、生成AIを組み込んだWebシステムやSaaSの開発にも強みを持ち、単にシステムを構築するだけでなく、顧客の業務内容や課題を丁寧に整理したうえで、事業や現場に適した仕組みを提案しています。要件が固まっていない段階から相談できるため、クラウドやAIをどのように業務へ取り入れるべきか検討中の企業にも適した開発パートナーです。

得意領域・実績

ウィズワンダーは、WebシステムやSaaSの開発、Azure環境の設計・構築、生成AIを活用したサービス開発を得意としています。公開されている実績には、BtoB向けDX事例プラットフォームや製造業向け問い合わせフォーム、生成AIを活用した医療教育向けSaaSなどがあり、フロントエンドからバックエンド、クラウドインフラまで一貫して対応しています。

ウィズワンダーは、自社サービスとして、企業名の一部を入力することで会社情報を自動入力できるEFOツール「BizDeli」、AIが24時間365日電話応対を代行する「AI電話 mirai fon」も開発・運営しています。

ポイント

Azureを使った基盤づくりや生成AIを業務に取り入れたい場合は、ウィズワンダーの専門性が判断材料になります。要件が固まっていない段階から相談できるかも、選ぶ前に確かめておきたい点です。

株式会社クリエ・ココ|UI/UXに強いオーダーメイドのシステム開発

株式会社クリエ・ココは、2012年に岡山県岡山市で設立されたWeb制作・システム開発会社です。Webシステム開発やスマートフォンアプリ開発、Webサイト制作、UI/UX設計、予約システム構築などを手がけています。さらに、ブランディングや業務効率化の支援にも取り組んでいます。

特に、自由度の高いスクラッチ開発とUI/UXを重視した設計を得意としており、利用者にとって「使いやすい」「わかりやすい」システムの構築に強みがあります。Web制作とシステム開発の双方に精通しているため、デザインと機能性を両立した開発を依頼できる点も特徴です。

特徴と強み

クリエ・ココのシステム開発における強みは、大きく三つあります。一つ目は、顧客の要望に合わせて柔軟に設計できるスクラッチ開発力です。

ノーコード・ローコードでは対応が難しい独自要件にも対応し、WebシステムからiOS・Android向けアプリ、管理システムまでオーダーメイドで開発できます。二つ目は、Webサイト制作で培ったUI/UX設計のノウハウです。単に必要な機能を実装するだけでなく、利用者の導線や操作性まで考慮することで、現場に定着しやすいシステムを目指しています。

三つ目は、企画・要件確認から設計、開発、テスト、サーバー構築、納品後の保守まで一貫して対応できる点です。さらに、案件によってはアジャイル開発も提案しており、要件が完全に固まっていない段階から相談しながら開発を進めることもできます。

得意領域・実績

クリエ・ココは、Webシステムやスマートフォンアプリを中心に幅広い開発実績を持っています。これまでに、預けた荷物の管理・取り出しをスマートフォンで完結できるアプリや、クーポン通知アプリを開発しています。

そのほか、住宅メーカー向けの顧客サービスアプリや、社員食堂用の給与連動アプリ、リスク診断Webアプリ、能力測定システムなども開発しています。また、業務系システムや予約システム、ECサイト、BtoB向けWeb受注システムなどにも対応しています。

独自の業務フローに合わせたシステムを構築したい企業や、機能性だけでなくUI/UXにもこだわりたい企業、開発後の運用・保守まで継続して任せられるパートナーを探している企業に適した開発会社といえるでしょう。

アドレイズ株式会社|企画から設計・開発まで一貫して支援

アドレイズ株式会社は、東京都渋谷区に拠点を置くIT企業です。SES・コンサルティング・受託開発事業、HR事業、自社サービス事業を展開しています。

システム開発では、クライアントが描くビジョンを具体的なソリューションへ落とし込み、プロジェクトの企画から設計・実装・テストまで一貫して支援しています。開発するシステムの目的や要件に応じて、適切な開発言語やインフラを選定し、柔軟な開発体制を構築できる点が特徴です。

特徴と強み

アドレイズの強みは、システム開発だけでなく、SESやコンサルティングまで含めて企業の課題解決を支援できる点にあります。受託開発では、決められた仕様を実装するだけでなく、クライアントのビジョンをもとに企画・設計から携わり、実装・テストまで一貫して対応しています。

また、SES事業ではプロジェクトの募集背景や必要なスキル、担当する役割、期間などをヒアリングしたうえで、必要な人的リソースを提供します。開発そのものを委託したいケースから、自社プロジェクトの開発体制を強化したいケースまで、状況に応じた支援を受けられることも特徴です。

アドレイズは、経営戦略や業務改善、営業課題に対するコンサルティングも展開しており、技術だけにとどまらない幅広い視点から企業の成長を支援しています。

得意領域・実績

受託開発では、システムの構想を具体化し、システムとして形にするための企画・設計・実装・テストまで幅広く対応しています。また、自社サービス事業では「IT」と「飲食」を組み合わせたFoodTechにも取り組むなど、X-Techを中心としたサービス開発を推進しています。

システムを一から開発したい企業はもちろん、「まだ要件が固まりきっていない」「開発に必要なエンジニアが不足している」といった段階から相談できる点も魅力です。受託開発とSESの双方を活用しながら、プロジェクトの状況に合わせて柔軟に開発を進めたい企業にとって、相談しやすいパートナーと言えるでしょう。

システム開発パートナー選びのポイント

開発会社を比べる実績と経験、技術力と専門性、プロジェクト管理体制の3観点を示した図
3つの視点をそろえると、候補ごとの提案を見比べやすくなります。

12社をご紹介しましたが、最終的にどの会社を選ぶかは、自社の課題や状況によって異なります。迷ったときは、実績と経験、技術力と専門性、プロジェクト管理体制の三つの観点で比べると判断しやすくなります。

いずれも、ベンダー選定の失敗を防ぐうえで欠かせない視点です。比較検討の際の参考にしてください。

実績と経験の確認方法

開発会社を評価する際には、まず公式サイトの導入事例や開発実績のページを確認することを強くおすすめします。自社と同じ業界や、近い規模・複雑度のプロジェクト事例があるかどうかは、重要な判断材料となります。

単に「実績〇〇件以上」という数字だけでなく、具体的にどのような課題を持つクライアントに、どのようなシステムを提供したのかが詳しく記されているかを見ると、会社のスタンスを見極めるうえで参考になります。

また、特定の業界に強みを持つ会社は、業界固有の法規制や商慣習への理解も深いため、要件定義の精度が高まりやすいという利点もあります。直接取引の割合や、プロジェクトのどのフェーズから関与できるかも、提案の受け取り方に影響します。

技術力と専門性の評価

技術力の評価は、開発実績の中で使われているプログラミング言語やフレームワーク、クラウド基盤などを確認することから始めると良いでしょう。自社のシステムに求める技術スタックと合致しているかどうかを確かめることが基本です。

近年はAIや機械学習、クラウドネイティブアーキテクチャへの対応力が重視される傾向にあります。そのため、DX推進の観点から最先端技術のキャッチアップを継続できているかどうかも、評価の材料となります。

また、エンジニアの数や在籍エンジニアの経歴・資格なども技術力の目安として参考になります。口コミサイトや外部の評価メディアを活用して、第三者の視点からの評判も確認しておくことで、より客観的な判断ができるでしょう。

プロジェクト管理体制の確認

システム開発では、プロジェクトマネジメントの体制がプロジェクトの成否に直結します。プロジェクトマネージャー(PM)が専任で担当するのか、開発担当者が兼務するのかによって、スケジュール管理や課題対応のスピードが大きく変わります。

初回ヒアリングや提案の段階で、誰が窓口を担当し、どのような頻度・方法でコミュニケーションを取るのかを確認しておくことが大切です。

また、進捗報告の頻度や報告フォーマット、課題が発生した際のエスカレーション体制についても、事前に把握しておくと、プロジェクト開始後の認識ずれを防ぐことができます。開発後の保守・運用サポートの内容と費用感は、契約前に明確にしておくことで長期的なコスト管理に役立ちます。

ポイント

候補が絞れたら、実績の内容、技術力、プロジェクト管理の体制という三つの観点で比べると判断しやすくなります。提案の具体性と、窓口担当者の進め方も合わせて確かめてください。

まとめ

紹介した各社は、それぞれに異なる強みと得意領域を持っています。コンサルから開発まで一気通貫で任せたい企業には株式会社riplaが、伴走型の開発体制を求めるなら株式会社GeNEEが、定額アジャイルで柔軟に進めたいならスパイスファクトリー株式会社が有力な候補になります。

グローバルな開発体制とデザイン力を求めるなら株式会社LIGが、基幹・業務システムでの堅牢な実績を重視するなら株式会社hunnyが、自社製品の信頼性を持つ独立系大手ならSky株式会社が選択肢になります。

重要なのは、各社の強みを把握したうえで、自社の課題・予算・開発規模に最も合致するパートナーを選ぶことです。まずは複数社に問い合わせ、提案の内容と対応の質を比較することから始めてみてください。

コンサルティング機能を持つriplaのように、課題整理の段階から相談に乗ってもらえる会社を起点にするのも、スムーズに進めるための一つの選択肢です。

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・システム開発の完全ガイド

会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。