ウェビナーシステム開発でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

ウェビナーシステムの開発会社・ベンダー選びでは、配信の安定性だけでなく、申込受付から視聴ログの分析、営業フォローまでを業務としてつなげられるかが成否を分けます。この記事では、株式会社riplaを最初に、実在する5社を加えた計6社を、向いている企業や公開価格、運用支援、確認すべき注意点の観点から比較します。

「ZoomやTeamsで配信するだけでよいのか」「専用システムを開発すべきか」「参加者1,000人規模に耐えられるのか」と迷っている方にも判断できるように、SaaS導入と業務システム開発の境界、2026年時点で確認できる料金情報、発注時の要件整理までまとめます。なお、各社の料金や参加者上限は契約プラン・開催条件で変わるため、最終的には見積もりと最新の仕様書で確認してください。

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ウェビナーシステムのパートナー選びが重要な理由

ウェビナーシステムのパートナー選びを検討する担当者

ウェビナーシステムは、映像を配信するだけのツールではありません。申込ページ、参加者データ、配信・録画、アンケート、視聴ログ、MA・CRM連携、請求や会員認証などが組み合わさる業務基盤です。したがって、最大同時接続数の大きさだけで会社を決めると、開催後の営業連携や運用負担で想定外の差が出ます。

配信機能だけでなく業務成果まで設計する必要があるためです

ウェビナーの目的が認知拡大なのか、リード獲得なのか、会員向け講演会なのかで必要な仕組みは異なります。BtoBマーケティングなら、登録経路、参加・欠席、視聴時間、質問、アンケートを営業が使える形で渡すことが重要です。学会や有料講座なら、会員認証、視聴期限、決済、領収書、受講証明書まで必要になる場合があります。開発会社には、機能一覧ではなく「開催前・開催中・開催後の業務フロー」を見せて提案してもらうことが大切です。

発注前に規模・連携・運用責任の3点をそろえます

見積もり前に、最大同時視聴者数、年間開催回数、ライブと疑似ライブとオンデマンドの比率、登壇者数、録画の保存期間、外部公開か会員限定かを決めます。さらに、SalesforceなどのCRM、MA、メール配信、決済、社内認証をどこまでつなぐかも整理します。当日の配信操作、参加者問い合わせ、障害時の判断を自社で担うのか、ベンダーに委託するのかを曖昧にすると、ライセンスを契約した後に別費用が発生しやすくなります。

株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

株式会社riplaのシステム開発支援

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。

特徴と強み

ウェビナー専用パッケージをそのまま導入するのではなく、既存の会員・顧客・営業データと配信業務を一つの流れとして設計したい企業に向いています。例えば、申込時の属性を顧客データに登録し、参加状況やアンケート結果を担当者へ通知し、録画公開後の視聴まで追跡する仕組みです。配信基盤は安定した外部サービスを活用し、独自開発が必要な業務フローや権限、画面、連携に投資する構成も検討できます。

得意領域・実績

営業・顧客・生産・販売管理など、複数部門にまたがる基幹システムの構築・導入を経験しているため、ウェビナーを単独の配信ツールではなく、業務全体の一部として整理できます。ウェビナーに固有の要件を含め、要件定義、ベンダー選定、プロトタイプ、段階導入、運用定着まで相談したい企業が候補にしやすい会社です。なお、配信規模や利用する配信API、運用支援の範囲によって費用と期間は変わるため、最初の相談では開催回数と既存システムの構成を具体的に伝えることが必要です。

株式会社Jストリーム|学会・会員限定から動画資産化まで対応

Jストリームのオンラインイベント管理システム

株式会社Jストリームは、オンラインイベント管理システム「Webinar Stream」と法人向け動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」を提供しています。学会や学術集会、企業セミナーのオンライン化を、視聴ページの構築、認証、配信、録画管理まで一体で進めたい場合に有力な選択肢です。

特徴と強み

Webinar Streamは、参加者管理、配信ページ、認証、ログ管理を備え、上位のBasicでは課金、来場管理、メール配信、受講証明書、領収書発行にも対応しています。Equipmediaと組み合わせることで、ライブ配信だけでなく、録画のオンデマンド公開や疑似ライブ、視聴解析まで運用できます。録画を一度の開催で終わらせず、会員向けの動画資産として長く活用したい企業に適しています。

公開価格と向いている企業

公式掲載では、Webinar Stream for 学会 Liteが税抜30万円〜/1開催、Basicが税抜60万円〜/1開催で、いずれも基本は1,000名までです。年間複数回プランもあり、Liteは3開催75万円、6開催120万円、Basicは3開催165万円、6開催300万円と掲載されています(出典:Jストリーム「Webinar Stream」料金ページ、2026年8月確認)。別途、EquipmediaはStartupが初期5万円・月額5万円、Businessが初期5万円・月額10万円からで、保存容量や月間流量が異なります(出典:Jストリーム「J-Stream Equipmedia 料金」、2026年8月確認)。学会、会員限定講演、受講証明や領収書が必要な有料イベントで比較しやすい会社です。

株式会社ブイキューブ|大規模配信と当日運営をプロに任せやすい

ブイキューブの大規模ウェビナー配信

株式会社ブイキューブの「V-CUBE セミナー」は、配信システムだけでなく、配信スタジオや配信スタッフを含む支援を選べるウェビナーサービスです。自社だけで登壇者の接続確認、台本進行、映像切り替え、当日の障害対応まで担うのが難しい企業に向いています。

特徴と強み

公式ページでは、ブラウザから参加できること、サーバーの冗長化、大規模配信、準備から本番までのサポートを特徴として示しています。最大26,000同時接続に対応すると案内されており、記者会見、製品発表、製薬講演会、金融機関の説明会など、多数の視聴者に安定して届けたい場面で候補になります(出典:株式会社ブイキューブ「V-CUBE セミナー」公式ページ、2026年8月確認)。

得意な規模・注意点

配信システム、スタジオ、スタッフ、台本・スライド作成などを含むパッケージは、ライセンスだけを契約する場合より総額が大きくなります。一方で、当日運営の品質や社内担当者の工数を含めた総保有コストでは合理的になることがあります。公式ページに掲載される価格例は50万円〜ですが、登壇者数、配信方式、リハーサル、収録・編集、会場やハイブリッド対応で変わります。参加者数だけでなく、どこまで任せたいかを見積もりに明記してください。

株式会社EventHub|定期開催とリード獲得・商談化を重視する企業向け

EventHubのウェビナー運用とデータ連携

株式会社EventHubは、イベントマーケティングプラットフォーム「EventHub」や「EventHub for Webinar」を提供しています。申込ページ、メール、動画配信、チャット、質問、アンケート、参加者データをまとめ、MA・SFAへ連携して営業フォローにつなげたい企業に適しています。

特徴と強み

ウェビナーの複製、予約配信、UTMパラメータ、視聴ログ、競合ドメイン排除、Slack連携など、開催を繰り返すための運用機能が用意されています。録画を疑似ライブとして予約し、開催日に担当者が張り付く時間を抑えられる点も特徴です。配信を単発イベントではなく、毎月のマーケティング施策として回したい会社に向いています。

公開事例と確認したい点

公式の導入事例では、株式会社マツリカがウェビナーの準備・当日運営工数を75%削減した事例、REHATCH株式会社が商談化率1.2倍とした事例、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマートが開催準備50%・管理や運用30%の工数削減とした事例が紹介されています(出典:EventHub「導入事例」、2026年8月確認)。これは各社の条件における事例であり、自社で同じ成果が保証される数字ではありません。自社のKPI、連携先、参加者属性を示し、どのデータをいつ営業へ渡すかを確認してください。

Microsoft Corporation|Microsoft 365・Entra IDとの統合を活かせる

Microsoft Teamsを活用したウェビナー

Microsoft CorporationのTeams WebinarsやTown hallsは、すでにMicrosoft 365を使っている企業が、既存のユーザー管理や会議基盤を活かしてウェビナーを運営しやすい選択肢です。登録、Q&A、録画、参加者分析などをTeamsの管理ポリシーと合わせて扱えるため、社内研修、顧客説明会、全社イベントに向いています。

特徴と強み

Microsoft Learnの公式情報では、最大1,000名のイベントを作成できるウェビナー設定が案内されています。また、Teams EnterpriseのAttendee Capacity Packは、イベントの参加者容量を5,000名、10,000名、20,000名などに拡張し、最大100,000名までのパックが示されています(出典:Microsoft Learn「Manage who can schedule and attend events in Microsoft Teams」「Attendee Capacity Pack for Teams events」、2026年7月更新)。ただし、参加者が増えるほど視聴形式やQ&Aなどの機能条件が変わるため、人数だけでなく必要な参加体験を確認してください。

選定時に見るべき点

Microsoft 365の契約形態、Teams Enterpriseや容量パックのライセンス、管理者ポリシー、外部参加者の扱いを整理してから比較してください。ウェビナーの申込情報を自社サイトで集める場合や、CRM・MAへ詳細な視聴ログを送りたい場合は、標準機能だけで足りるか、Graph APIや追加の連携開発が必要かを確認します。既存のEntra IDや社内セキュリティ基準を重視する企業ほど、導入・管理の一貫性がメリットになります。

Zoom Video Communications, Inc.|既存Zoomユーザーと外部登壇者が多い企業向け

Zoomを活用したウェビナー配信

Zoom Video Communications, Inc.のZoom Webinars、Zoom Webinars Plus、Zoom Eventsは、すでにZoomを利用している企業や、社外の登壇者・参加者が多いイベントで比較しやすいサービスです。参加者容量に応じた料金体系が案内され、Webinars Plusではブランディング、疑似ライブ、制作、AI、分析などの機能を拡張できます。

特徴と強み

登壇者をパネリストとして招待し、視聴者と分けて管理できるため、講演形式のイベントを組み立てやすい点が特徴です。ライブと録画を組み合わせた疑似ライブ、イベントのブランド設定、参加者分析などを使えば、単発配信から継続的なオンラインイベントへ拡張できます。海外参加者がいる場合は、字幕・翻訳・録画公開の仕様を開催前に確認してください。

料金と契約条件の確認ポイント

公式のEvents and Webinars Pricingでは、月額・年額・1か月プランや参加者容量に応じた選択肢が示されていますが、利用地域、販売経路、請求通貨、契約期間で見積もりが変わります。国内企業では、販売代理店を通すか、サポート窓口をどこにするか、録画・参加者データの保管場所と第三者提供の条件を確認してください。すでにZoomの管理や社内利用が定着している場合は、教育コストを抑えやすい一方、MA・CRM連携や独自会員サイトには追加設計が必要になることがあります。

ウェビナーシステムのパートナー選びで確認するポイント

ウェビナーシステムの選定ポイント

6社は、同じ「ウェビナーシステム」という言葉で比較しても、得意領域が異なります。配信基盤、イベントマーケティング、会員限定サイト、当日スタッフ、既存のMicrosoft 365やZoomの活用、独自業務の開発を分けて評価すると、候補が絞りやすくなります。

実績と経験を確認する方法

実績を見るときは、導入社数や累計配信回数だけでなく、自社に似た開催条件を確認します。例えば、最大1,000人のBtoBセミナーと、数万人が視聴する一方向の記者会見では、必要な負荷対策や参加者との交流機能が違います。担当者に、同規模の同時接続、登壇者数、録画公開、障害対応、開催後のデータ連携まで含む事例を聞き、可能ならテスト配信を実施してください。

技術力と専門性を評価する方法

確認する技術要件は、同時接続数だけではありません。配信方式、エンコード、CDN、録画ストレージ、視聴ログ、ピーク負荷、登壇者の回線断、再接続、録画欠損、API制限までを説明できるかを見ます。個人情報を扱う場合は、取得目的、同意、アクセス権限、保存期間、削除依頼、委託先、データ所在地、事故時の連絡経路も確認します。録画に講演資料やBGMが含まれるなら、利用許諾と公開期間を契約・運用ルールに落とし込む必要があります。

プロジェクト管理体制を確認する方法

開発を伴う場合は、要件定義、配信基盤の選定、MVP、実証配信、β運用、本番拡張の段階を分けるとリスクを抑えやすくなります。見積もりでは、初期開発費だけでなく、クラウド、CDN、ストレージ、監視、脆弱性対応、保守、配信スタッフの費用を分けてください。短期間で試すMVPなら既存の配信APIを使い、独自性が必要な会員認証や営業データ連携を先に作る方法が現実的です。数千〜数万人向けの独自配信基盤を最初から自前で作る場合は、負荷試験と障害時の代替手段まで予算化してください。

よくある質問

ウェビナーシステムに関するよくある質問

最後に、発注や導入の相談でよく出る質問を整理します。費用や適したサービスは開催規模と業務要件で変わるため、質問への回答をそのまま要件定義の材料にしてください。

ウェビナーはZoomやTeamsだけで十分ですか?

配信と簡単な録画だけが目的なら、ZoomやTeamsなどの既存サービスで十分な場合があります。一方、申込情報を顧客管理に自動登録したい、会員認証や決済が必要、視聴ログを営業施策へ使いたい、独自のイベントサイトを運営したい場合は、専用サービスや追加開発を検討します。

ウェビナーシステムの費用相場はいくらですか?

公開価格では、Jストリームの学会向けサービスが税抜30万円〜/1開催、60万円〜/1開催、Equipmediaが初期5万円・月額5万円〜などの例があります。独自開発は機能と規模の差が大きく、既存配信基盤を使う小規模MVPで800万〜1,500万円程度、中規模で1,500万〜3,000万円程度という推定がありますが、これは公的統計ではなく、配信・認証・連携の要件から算出した編集上の目安です。

開発会社への問い合わせで何を伝えればよいですか?

年間開催数、最大同時視聴者数、ライブ・疑似ライブ・録画の比率、参加者の種類、登壇者数、必要な申込項目、録画保存期間、連携先、個人情報の扱い、必要なサポート時間を伝えてください。加えて、目標KPIを申込数だけにせず、出席率、視聴完了率、質問率、アンケート回答率、MQL化率、商談化率まで整理すると、提案の比較がしやすくなります。

まとめ

ウェビナーシステムの導入を検討する企業

6社の特徴を目的別に整理します

ウェビナーシステムの選定では、参加者数だけでなく、集客・配信・録画・分析・営業フォローをどこまで一つの業務としてつなげるかを決めることが重要です。株式会社riplaは業務要件の整理から既存システム連携、段階的な開発・定着支援まで相談しやすく、Jストリームは学会・会員限定や動画資産化、ブイキューブは大規模配信と当日運営、EventHubは定期開催とマーケティング連携、MicrosoftとZoomは既存環境の活用に強みがあります。

同じ要件で見積もりを比較します

まずは、最大同時視聴者数、年間開催回数、必要な連携、保存期間、個人情報と録画の扱い、当日の運用体制を1枚にまとめてください。その要件を各社へ同じ条件で渡し、初期費用だけでなく月額、開催費、配信スタッフ、クラウド、保守、障害対応を含む総額で比較すると、自社に合うパートナーを選びやすくなります。

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会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。