安否確認システム開発でおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

安否確認システムの開発会社は、BCP(事業継続計画)と緊急連絡の業務を理解し、導入後の運用まで支援できる会社を選ぶことが大切です。

そのうえで、6社の実績と対応力を比べ、自社の要件に合う会社を絞り込みます。

▼全体ガイドの記事
・安否確認システム開発の完全ガイド

安否確認システム開発会社の選び方

安否確認システム開発会社の選び方

BCP・防災対応の知識と実績

安否確認システムは、BCP(事業継続計画)に直結するシステムです。そのため、BCPの考え方への理解と、安否確認・緊急連絡システムの開発実績を、開発会社ごとに確かめておく必要があります。

高可用性システムの開発実績

災害時にシステムが止まってしまっては安否確認の役目を果たせないため、マルチリージョン構成や冗長化設計など、高可用性システムの構築実績がある会社かを見ておくと安心です。

大量通知処理の実績

災害時には、数千〜数万人への一斉通知を短時間で処理する技術力が求められます。大量通知や高負荷システムの開発実績があるかを確認しましょう。

既存システムとの連携実績

人事システム、勤怠システム、グループウェアとの連携実績があるかを確認します。連携がスムーズに進むかどうかで、開発期間とコストは大きく変わります。

24時間365日の保守・サポート体制

安否確認システムは、深夜や休日に災害が起きたときにも動いている必要があります。このため、24時間365日対応の保守・サポート体制を持つ会社かどうかを見極めます。

ポイント

迷ったときは、BCPへの理解と開発実績があり、災害時もシステムを止めず、深夜や休日も対応できる会社かどうかで比べてください。

安否確認システム開発でおすすめの開発会社6選

1. 富士通株式会社

特徴: 大手SIerとして、企業のBCPシステムや緊急連絡・安否確認システムを数多く構築してきました。全国規模の企業グループや、セキュリティ要件が厳しい案件にも対応できます。

  • 強み: 大規模・高信頼性システムの開発実績、BCPコンサルティング
  • 対応規模: 大企業・グループ企業
  • 得意領域: 数万人規模の安否確認システム、基幹システム連携

2. NTTデータ株式会社

特徴: 官公庁や金融機関など、高い信頼性が求められる基幹システムの開発実績が豊富です。クラウドとオンプレミスを組み合わせたハイブリッド構成など、複雑なインフラ要件にも対応します。

  • 強み: 高可用性・高セキュリティシステム、大規模連携
  • 対応規模: 大企業・官公庁
  • 得意領域: 厳格なセキュリティ要件、マルチリージョン構成

3. 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)

特徴: クラウドとネットワークを専門とする企業で、高可用性のクラウド基盤上での安否確認システム開発に強みがあります。SMSやメールなど複数の経路で通知する基盤の構築実績もあります。

  • 強み: クラウドインフラの高可用性設計、通知基盤
  • 対応規模: 中堅〜大企業
  • 得意領域: 高可用性クラウド構成、多チャネル通知

4. 株式会社SCSK

特徴: 製造・流通・サービス業を中心に、業務システムの開発実績が豊富です。安否確認システムを既存の業務システムとなめらかにつなぐ提案を得意としています。

  • 強み: 業務システムとの統合、製造・流通業の実績
  • 対応規模: 中堅〜大企業
  • 得意領域: 既存基幹システムとの深い連携

5. 株式会社オービック

特徴: 中堅企業向けのERPや業務システムの開発で知られています。自社のERPと連携する安否確認システムを、一体型のソリューションとして提供しています。

  • 強み: 自社ERP製品との連携、中堅企業向けコスト効率
  • 対応規模: 中小〜中堅企業
  • 得意領域: ERP連携型の安否確認システム

6. 株式会社テクノプロ

特徴: 中小〜中堅企業向けのシステム開発に特化しています。コストパフォーマンスが高く、比較的小規模な安否確認システムから対応できます。スクラッチ開発のほか、SaaSサービスのカスタマイズにも応じます。

  • 強み: 中小規模案件へのコスト効率、柔軟な対応
  • 対応規模: 中小企業
  • 得意領域: 小規模安否確認システム、SaaSカスタマイズ

ポイント

6社は得意な企業規模や領域が異なります。自社の規模と、連携させたい既存システムを手がかりに、候補を絞るとよいでしょう。

スクラッチ開発 vs SaaSカスタマイズ の選び方

スクラッチ開発 vs SaaSカスタマイズ の選び方

開発会社によって、スクラッチ開発とSaaS型サービスのカスタマイズのどちらを提案するかは異なります。自社の業務フローや既存システムとの関係に合わせて、どちらが合うかを見極めたいところです。

  • スクラッチ開発: 独自の業務フローや複雑な既存システム連携が必要なケース(費用感:高め・300万円〜)
  • SaaSカスタマイズ: 標準的な安否確認フローで、コストを重視するケース(費用感:低〜中・50万円〜)
  • SaaS(カスタマイズなし): シンプルな安否確認のみで足りるケース(費用感:月額1〜5万円程度)

ポイント

独自の業務フローや複雑な既存システム連携が要るならスクラッチ開発、標準的な流れで費用を抑えたいならSaaSを軸に比べるとよいでしょう。

発注前に確認すべきポイント

発注前に確認すべきポイント

開発会社への確認事項

提案内容を比べやすくするため、発注前に次の点を開発会社へ具体的に確かめておきます。

  • 開発・連携実績: 安否確認・緊急連絡と同規模の通知や、人事システムとのAPI連携の実績があるか
  • 障害対応: 災害時の負荷テストの経験と、24時間365日の対応を提供できるか
  • 対応範囲: 災害時の緊急対応サポートを含む保守条件を確認できるか

ポイント

提案を比べるときは、実績の有無だけでなく、災害時の負荷テストや保守の範囲まで聞けているかを見ると、会社ごとの差が分かりやすくなります。

まとめ

まとめ

安否確認システムの開発会社を選ぶときは、BCPの知識と高可用性システムの実績を中心に見ると比べやすくなります。加えて、大量通知の処理力と24時間365日の保守体制も確かめておくと安心です。そのうえで、自社の規模と要件に合う会社を選ぶとよいでしょう。

▼関連記事

会社紹介

株式会社riplaでは、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを、構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルによる高い要件定義力・システム設計力を活かし、事業成果の最大化に伴走します。

また、当社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

・サービス概要資料のURLはこちら >>>
・お問合せページのURLはこちら >>>
・お役立ち資料のURLはこちら >>>

執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。事業会社でIT・DXを経験したプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、お客様の事業・ユーザー・業務に最適化したオーダーメイド型システムを構想策定・要件定義から開発・改善まで一気通貫で支援し、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の最大化に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。